『「ホット情報」一番「ほっ」とするのは誰だ?』(ブログ 10月15日)

今日、印刷屋さんに来月の「ホット情報」の原稿をお渡ししました。

ホット情報とは、当社が10年以上続けている情報紙です。

内容は全て、自社で作成しています。

10月号で、160号ですから13年以上続けてきたことになります。

その間一度も、『ああ今回は楽に仕上がった。』なんて事はありませんでした。

はじめたきっかけは、ある研修会で情報紙を発行しているお店を紹介され、そのお店がとてもお客様の信頼を得ていると聞いて、私もそんなお店になりたいと思い、後先考えずにはじめました。

初めはA4サイズでした。(今はA3サイズです。)
作成してみると、どんなことを掲載するのか考えるだけでとても時間がかかりました。

3号くらい出して
「思ったよりも大変だな~」
「次は何を出そうか?」
悩んでいた時のことです。

ある人の講演で、警備会社で社内報を社長さんが書いている話を聞きました。

その内容は、
『知り合いの方が、アメリカに留学をして、アメリカ人の家族と一緒に数年暮らしました。そして日本に帰るお別れのとき、その家族のご主人から次のように言われたそうです。「あなたは、私たちの家族です。困ったことがあればいつでも、この家に帰ってきなさい。」そのように言われ渡されたのが、その家の鍵でした。』
そのお話しをされた方は、
「本当に人と人が繋がるお話です。」
「この社内報は10年続けているそうです。」

といわれました。
そして
「何んだそんなことなら、自分にも書けるやってみよう」
と言われる方がいますが、ほとんどの方が続きません。

何か、ものを書いて人と繋がりたいと思うのなら、あれがいいだろうか。これはどうだろうか。と四六時中考えていなければ、文章一つも書くことが出来ませんよ。

とお話されていました。

まさに、自分の覚悟の無さを思い知らされた一言でした。

あれから、10年以上経ちましたが
その方がおっしゃった境地には今だに至っていません。

毎回、青息吐息で何とかここまできました。

わが社の情報紙「ホット情報」の「ホット」の名前には、
皆さんが読んで「ほっ」とする。
そして今話題の熱い「HOTな情報」
熱い思いを届ける「ホット」な気持ちの意味が込められています。

本当は、そのホット情報を作っている、私や妻や従業員の方が今日のように出来上がった後、本当に「ほっ」としているのが現実です。

でも、油断していると知らない間に次の原稿締め切りが迫っているなんてことも度々です。

読んでいる方が、「ほっ」したり、「HOTな情報」を受け取ったり、
「ホット」な思いを感じていただいているかは、確認するすべもありません。

ただ、時々「読んでいるよ」とか「あの話、ためになる」とか「面白かった」
などのお客様の感想から勇気をいただいています。

せっかくここまで来たので、少なくとも次回のホット情報は出せるように頑張りたいと思います。

ホット情報第1号と今月の第160号を比較して見てください。

 

1 今月のホット情報 今ではこんなにカラフルになりました。←PDF

2 ホット情報 第1号 ここから始まりました。←PDF

 

■今日の言葉 『楽しくなるには』

継続するためには、たえず工夫改善して進歩させることです。
そのうえで、コツコツ努力することです。
少しでも進歩すれば、楽しくなります。
楽しくなると、続けたくなります。
鍵山秀三郎(イエローハット創業者)

 

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