『何か特別なことではなく。日頃と同じ普通の気持ち(ニュートラルな気持ち)』(2014.5.4)

今日は、午前中家の片づけを子どもたちとしまいした。

おもちゃがあまりにも多く、足の踏み場のない程に日頃は散らかしているので

思い切って捨てることにしました。

今までも、捨てる気持ちは有りましたが、

思い出のおもちゃもあり踏ん切りがつきませんでした。

ただ、おもちゃが多いと大切にしなくなることにも気がついていました。

そこで今回、必要と思われるおもちゃと本だけを残して捨てました。

 

子供のころよく両親が

「今の子どもたちは、いっぱい物があって幸せっだな」

と言っていたのを思い出します。

私も、親になり我々の時代より、もっと物が沢山でしかも安く手に入ります。

恵まれている子どもたちを見て親と同じように感じることがあります。

 

手に入らないもがあり、それを手に入れたいために

一所懸命にがんばり、ようやく手に入れた時の喜び

そして、ようやく手に入れたものを大切にする心を知って欲しいと思います。

我慢をしながら手に入れるまでの過程を知らずに物が手に入ると

あまり喜びや感謝を感じられのではないかと心配になります。

そしてそんな子どもたちが本当に幸せなのかと思うことがあります。

そんなことを思いながら、子どものおもちゃがゴミ袋に入れられるのを見ていました。

 

午後からは、知人に誘われた「ミュージカルのワークショップ」に参加しました。

演劇とは無縁の私ですが、なぜ参加をしてみようと思ったのか、

 

きっかけは、先日『住まいのふるや』で行われた「LPガスの使い方セミナー」がきっかけでした。

LPガスをお届けしているお客様を対象に、行いました。

ただ話をするのでは、わざわざ足を運んでくださったお客様に申し訳ないので

一人芝居をしながら、説明をしたところ面白いと評判でした。

そこで、演劇のことは何も知らない私ですが、少しでも基礎知識を学びたいと思っていたところ

たまたま、今回のワークショップを紹介していただきました。

これも何かの縁かと思い参加することにしました。

 

東京から、演出家の先生がこられワークショップしたのですが

参加して、とても楽しく勉強になりました。

舞台で演じる劇は、人と人との繋がりが大切であるため

初めての人たちと打ち解ける工夫がされていました。

仕事にも共通することですが

心を開き素直に話をしたり、聞けたり、感じたりすることが大切だと思いました。

 

たまたま、隣にいた男性と休憩時間に話をしたところ

その方は、長野から来たそうです。

山梨の知り合いに誘われて、ワークショップに参加されたそうです。

日頃も演劇に携わり舞台に立たれているそうです。

私が、参加したのは、一人芝居をしてみてもっとうまくなりたいと

思ったからですが、何か芝居をする上で大切なことを教えてください。

とお願いすると

その方は、

『ニュートラルな気持ちで演技をすることかな。場数を踏むと普通の日常生活の会話をすればいいものが

うまく見せようとか、意識が働いてつまらないものになることがよくあるんです。』

と言われました。

『それと、どんな舞台でも細かいところに細心の注意を払い

俯瞰的(ふかんてき)に物事を見られることかな。』

*俯瞰的(ふかんてき):【高い所から見下ろすこと。全体を上から見ること。】

と教えてくれました。

 

ワークショップの内容は、ストレッチあり、歌があり、ゲームがあり、演技ありと、とても楽しく過ごすことが出来ました。

最後に、演出家の方と一緒に来た役者の方が話をしてくださいました。

特に、印象に残ったことは

『演技をすることは、特別なことでなく皆さんの日常生活と同じようなことをすることです。』

と言われたことです。

 

まさに先程、教えていただいた『ニュートラルな気持ちで演技をする』ことだと思いました。

どんな仕事でも、何か特別なことではなく。

日頃と同じ普通の気持ちでやることが必要だと思いました。

但し、それには今自分自身が出来る最善を尽くすこと

一所懸命にすることが大前提でしょう。

とても楽しい一日でした。

 

 

■今日の言葉  『自分の命を輝かせるには?』

切に生きるとは、ひたすらに生きるということである。

いまここの一瞬一瞬を ひたむきに生きるということである。

小我を忘れ、何かに懸命に打ち込むことである。

その時、生は本然の輝きを放つ。

 

『人生の大則』 藤尾秀昭

 

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