『その家に合ったリフォーム（塗装）』　2016.11.1

2016年11月1日

今日のことば創業５8周年古屋商店学び・勉強思ったこと未分類

みなさんいかがお過ごしですか？

今日から新しい月が始まります。

陰暦で十一月のことを霜月といいますが、「霜降り月」から来ているそうです。

近年では、１１月に入っても霜が降るのはまだ先のようです。

昨日は暖かく外の仕事も予定通りに進みました。

工事をさせていただいたお客様からの相談は

『いつ人が住まなくなるかわからないけれど、見た目が汚くなったので費用はあまりかけられないが塗装をしたい』という内容でした。

お客様とお話をして、理想は外壁全て塗装をすることですとお伝えしました。

しかし、予算の関係もあり、それは無理のようでした。

気になるところを伺い、ここまでと決め手塗装をすることにしました。

もちろん、メリット、デメリットをお伝えしてのことです。

無事に工事も終わり、お客様にも確認をしていただきました。

近所のお宅では、塗装をはじめた時には解体をしていた家もきれいに更地になっていました。いつまでその家を使用するか今回の相談でもなかなか難しいところでした。

決めるのはお客様です。

今後も経験を踏まえた適切なアドバイスができればと思います。

塗装前

塗装後

■今日の言葉

はとバス元社長・宮端清次氏

『ソニー創業者・井深大氏とトイレ掃除のおばさん』

リーダーシップの勉強を始めようと
私が思ったのは、３０年以上前のことです。
都庁で管理職になった頃、現役を退いた

ソニーの井深大（いぶか・まさる）さんの講演を聴きに行ったんです。

そこで井深さんは１時間ほどリーダーシップの話をされましたが、
私にはよく分からなかった。

すると終了後に、ある女性が手を挙げて

「失礼ですが、いまのお話は　よく分かりませんでした。
私のような主婦にでも分かるように話をしてくれませんか」
と言ったんです。

司会者は大慌てでしたが、さすがは井深さんですね。
ニコッと笑って、こんなお話をされました。

「ソニーの社長時代、最新鋭の設備を備えた厚木工場ができ、
　世界中から大勢の見学者が来られました。
しかし一番の問題だったのが便所の落書きです。
　会社の恥だからと工場長にやめさせるよう指示を出し、
工場長も徹底して通知を出した。
　それでも一向になくならない。
　そのうちに『落書きをするな』という落書きまで出て、
私もしょうがないかなと諦めていた。
　するとしばらくして工場長から電話があり
『落書きがなくなりました』
と言うんです。

『どうしたんだ？』と尋ねると、
『実はパートで来てもらっている便所掃除のおばさんが、
蒲鉾（かまぼこ）の板２、３枚に、

“落書きをしないでくださいここは私の神聖な職場です”

　と書いて便所に張ったんです。
それでピタッとなくなりました』

　と言いました」

井深さんは続けて
「この落書きの件について、私も工場長もリーダーシップをとれなかった。
パートのおばさんに負けました。

　その時に、リーダーシップとは上から下への
　指導力、統率力だと考えていましたが、誤りだと分かったんです。

　以来私はリーダーシップを“影響力”と言うようにしました」

と言われたんです。

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