今朝、娘がお父さん『「おもしろきこともなき世におもしろく」て誰が言ったか知ってる?』
と聞いてきました。
それは、高杉晋作だよ。
と答えました。
実は、もう15年位前になりますが
知り合いの先輩が書いた文章にこの句が載っていました。
調べてみると高杉晋作の辞世の句として紹介されていました。
実は、続く句があります。
「すみなすものは心なりけり」
当時は、その後の句があることを知り、きっと先輩は後の句を載せるのを忘れたのかと思いました。
また、高杉晋作についても名前は聞いたことがあるくらいでした。
それから、数年して実は後の句は
野村 望東尼(のむら ぼうとうに)という尼さんが
高杉晋作が歌ったを受けて後に続けて歌ったことを知りました。
その時、簡単にわかったと思うことでも実はその先に深い意味や
違う話が隠されていることを知る機会となりました。
日中は、娘の作文が賞をいただき表彰式に出かけました。
目が不住な人について感じたことを作文にする『白い杖愛護作文』です。
表彰式が終わり、お祝いの言葉で次のような話をしてくださいました。
白い杖は、第一次大戦中(1914-18)「白い杖を視覚障害者用に」とフランスのジャン・ドラージュが、盲人の白い杖を考案したそうです。
そしてフランスに「白い杖」協会が設立されました。
その後、1925年ライオンズクラブ国際大会にて、『ヘレン・ケラー女史』が
「ライオンズクラブの皆さん、闇を開く十字軍の騎士になってください。」と呼びかけたことがきっかけで
全世界のライオンズクラブの盲人福祉活動が始まったそうです。
考えてから行動するのではなく。行動してから考えなさい。
と私は、自分のこどもにも言っています。とその方は仰いました。
そして平成28年4月1日から施行される
「障害者差別解消法」があることを教えてくださいました。
理念や考えを形にするのは難しいことで、ユニバーサルな社会の実現には時間がかかりますが
共生する社会をみんなでつくりたいものです。
とお話しくだいました。
このお話と今朝の娘との会話を思い出して感じたのは
過去を振り返れば、明治維新を成し遂げた高杉晋作など維新の志士と言われる人達が命がけで
外国から日本を守るために立ち上がり、その後の歴史にの中で多くの犠牲の元に
今、私たちは戦争がない時代を生きています。
遠い昔よりは、福祉が充実したと思いますが、これからは本当の意味で1人1人が自然と
安心して共生することができる、思いやりの心をもった時代を創ることが求められているのかもしれないと感じました。
その為には、色々なことを知り、行動して考えることが大切なのかもしれません。
過去の本日のブログ
『安全と安心のために(ガス漏れ警報器)』 2014.11.1
『畳からフローリングへの工事』2013.11.1
■ 今日の言葉
『前を向いて』
その時代、その時代を一所懸命生きていれば、いつか何かの時に役に立つ。
私もまた、悔やまれるような過去があったればこそ、現在の私がある。
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酒井雄哉(比叡山千日回峰行満行者)
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