『なぜ、なくなるのか(感じたこと)』 2017.1.22

みなさんいかがお過ごしですか。

昨日は午後から夜まで研修会に参加しました。

以前にこの研修会で聞いた話ですが、中小企業の90%は10年で倒産するそうです。

身近な所で考えてみました。

10年前に近くあったお店で、すでにないお店がいくつもあることに気がつきました。

また、同じ場所で何度もお店が変わり以前はどんなお店だったか思い出せないところもあります。

仕事でも思い当たることがあります。

お客様から現場を見て欲しいと連絡をいただきますが
『家を建てた工務店や建築会社がなくなりどこに頼んでよいか分からなくて』
と言われることもしばしばです。

そのことを思い出しても10年で90%の会社が倒産するのは納得します。

なぜ倒産するかそれは、赤字だからです。

それではなぜ赤字なのか、赤字になる仕事をするからです。

幾つかの要因はあると思いますが
一番単純に考えて
仕入れた物や労働時間をかけた分のお金をお客様から頂いてないのか、注文が会社を維持していくだけこない、お客様が入らないからです。

よくあるのが、すごく売れているように見えて突然倒産するお店や会社を見たことがあります。

これは、先程の利益がしっかり取れていないからです。

先日、リフォーム業界では有名な社長さんが次のようなことを言われていました。

以下がコメントです。

見積は無料と業界で常識になっていますが、実際には現場を確認する手間やその後にどの商品が合うのか調べる手間、注文を頂いてから発注する手間、工事を行う手間、そのほか会社を運営していくのに必要な経理や車、保険などの手間を考えれば本来見積無料はおかしい話です。

*実際は見積でお金はいただいていません。

それに加えて、受注する時に値引きをするように言われるお客様がいます。

受注するまでの手間も含めて会社が存続できる利益を見込んで見積もりを作成しているのにこれでは頼まれない方がよいくらいのお客様がいらっしゃいます。その様なお客様はお断りをしています。

本来、お客様が偉くて業者が下であるのでなく対等です。

当社を信頼して、当社のことも考えていただけるお互いのことを思いやれるお客様とお付き合いをしたいものです。

と仰いました。

このようにはっきりと言われたのには驚きました。

でもそれを言えるだけの会社がいないから倒産件数90%なのだと思います。

当社でも、早く安くではなく親切、丁寧で見積金額から値引きを求められない会社を目指したいと思います。

そうしなければ、10年後には90%の中に入って存在してないかもしれません。

それは、ここで働く人やお客様、取引先にとっても不幸なことですから・・・。

今日の言葉

『一年草』
ただ一つの花を咲かせ

そして終わる

この一年草の

一途さに触れて

生きよう
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坂村真民(仏教詩人)

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『LED照明で快適生活、扉の修理もしました。(省エネ照明と古い扉の修理)』(2014.1.22)

1月『甲府論語塾』

平成29年1月21日(土)10:00~11:00

開催場所 甲府市総合市民会館内 2階 講義室1

甲府市青沼3-5-44

連絡先 遊亀公民会 電話 055-235-1428

甲府市総合市民会館内遊亀公民会 案内地図

参加費 一家族 500円

問合せ先 有限会社 古屋商店

電話 055-237-0704

平日 9:00~16:00 土・日・祝日は除く

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おかげさまで、創業51年

(有)古屋商店
甲府市朝気1-2-66
055-237-0704
営業時間9:00~17:00
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