みなさんいかがお過ごしですか?
先週受講した認知症サポーター養成講座についてのお話をしたいと思います。
認知症で思い出すことがあります。
リフォームをしたいと連絡を頂きお宅に伺いました。
初めてのお客様で現場へ伺うとトイレをリフォームしたいと仰いました。
普通に話をされていたのでそのまま見積をすることになりましたが、部屋があまりにも雑然としていることが気になりました。
後日、見積を持ってゆくと直ぐに工事をして欲しいと仰いました。
あまり説明を聞く様子もなくおかしいと思い、本人には次回は契約書をお持ちすると伝えました。
部屋にディサービスの会社の電話番号が書いてあったためそちらの会社に連絡を取ってお客様のお名前と住所をお伝えしました。
担当の方に替わられて今までの経過をお話したところ
『連絡を頂いてよかったです。認知症の方で今は事情があり奥様と別で暮らしています』
と仰いました。
リフォームのことは担当の方から上手くお話していただくことになり、リフォームはしないことになりました。
担当の方が
『工事を進めてしまう業者もいるのにご親切にありがとうございます。』
と言われました。
こちらとしても無闇に仕事を請けなくて良かったと思いました。
ところで認知症についてですが
認知症という言葉は知っていてもどの様に対応するかまでは知りませんでした。
今回認知症サポーター養成講座を受講して次のことを学びました。
早期診断、早期治療が大事であること
『少し様子をみて』ではなく
『今のうちから対応しておくことが大事』
これはどんな病気でもいえることですが、うすうす気づいていてもそのままにしておくことがあります。
しかし、早期発見、早期治療が一番です。
次に認知症の人への対応ですが
3つの『ない』が大切だそうです。
驚かせない
急がせない
自尊心を傷つけない+否定しない
親が認知症になるとそれを受け入れられないで相手を否定しがちです。
肉親だけにどうしても、昔のしっかりとした親をイメージしてしまい怒ったりしがちですが
気をつけたいと思います。
具体的な対応としては
まずは見守る
余裕を持って対応
声をかけるときは1人で
後ろから声をかけない
相手に目線を合わせてやさしい口調で
穏やかに・はっきりとした口調で
相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
このようなことを教えて頂きました。
これは、認知症の人でなくても、このように接することが大切です。
どうしても日々の忙しさに負けて自分中心に物事を考えることを反省しました。
まだ、私の母は元気ですが
実際、目の前で認知症の親を見た時にこのように冷静に対応できるか分かりません。
ただ、少しでも今回学んだことが活かしたいと思います。
■今日の言葉
『魂を磨く』
人のために苦しいことや難しいことにチャレンジすることで、魂は磨かれていく
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近藤典彦(会宝産業会長/静脈産業のパイオニア)
過去の12月10日ブログ
『主婦の悩みの1つを解消 (レンジフード)』2015.12.10
『新しい便器で節水(トイレリフォーム)』 2014.12.10
12月『甲府こども論語塾』
平成28年12月17日(土)10:00~11:00
開催場所 甲府市総合市民会館内 2階 講義室1
甲府市青沼3-5-44
連絡先 遊亀公民会 電話 055-235-1428
参加費 一家族 500円
対象:小学生(同伴で家族可)
問合せ先 有限会社 古屋商店
電話 055-237-0704
平日 9:00~16:00 土・日・祝日は除く
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おかげさまで、創業51年
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