『もちろん最後に決めるのはお客様であることを忘れない』(ブログ 11月17日)

古屋商店のフルフルです。

前にお客様のところで、水栓の修理の相談を受けました。

いつも感じることですが、修理にするのか取替にするのかとても難しいところです。

「水栓の漏れがあるので修理で直したので」言われました。
その場は部品を取り寄せ修理しました。

ところが、お客様から一年もしない内に『壊れてしまった』と連絡をいただきました。

修理をした部分とは違うところでしたから、『これは別の部分です』と修理金額をお伝えしたところ、『これなら初めから取替たほうがよかったのに、なぜ言ってくれなかったのか』と言われました。

この教訓から、お客様に言われたことだけを行うだけではダメで、その先を考えた提案をしなければと思いました。

今までなら『はい、わかりました』と言って部品を注文して交換をしていました。

それからは、お客様には取替と修理の2つの方法とメリットとデメリットをお話しするように心がけています。(もちろん経験や体験に基づいた話でなければいけません。)

修理をしても、次に別の部品がいつ壊れるかは誰にもわかりません。

先日も同じような修理の相談があり、お話だけでも思いやりのある提案ができればと思い話をしたところ、2件のお客様で、当初は台所水栓を修理で直そうお考えだったのが取替えをしてくれることになりました。

これで前のような連絡はないので安心しました。

1 古い台所水栓レパーの動きが悪い

2 新しい台所水栓に取替え安心

 3 古い台所水栓水がポタポタ漏れる

4 新しい台所水栓に取替え安心

<今日の言葉>
南洲翁遺訓』に次の言葉があります。

「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし、人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし」

人間は完璧な生き物ではありません。
自分もミスをすれば、相手だってミスをします。
その時に、どういう行動を取るか。咎めるのは簡単ですが、そうではなく、一歩引いて自分の誠が足りないと思うことが肝要であると、西郷さんは教えてくれています。

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