みなさんいかがお過ごしですか。
今日は、たまたま観たテレビ放送に松本サリン事件の被害者である河野 義行さん(こうのよしゆき)が出演されていました。
当時、無実にも関わらず犯人扱いの警察の取調べやマスコミの報道がありました。
放送の最後に、司会者がなぜ犯人として扱われる報道をされたと思いますかと質問したところ
次のように答えられました。
それは速報重視の考え方がマスコミにあるからです。
早く知らせることが良いことという考え方をやめるべきだと仰いました。
早く知らせる為に慎重に調べることをしないで報道したことが無実の人を犯人に仕立て上げる報道につながったことを指摘されていました。
今の時代は、直ぐに何でも調べることが出来ます。
その中には間違った情報も含まれています。
速さよりも確実な情報が大切なはずです。
確実に仕事をすることが結局は近道で判断を誤りません。
私も仕事をしていて、とにかく早くといわれる方がいます。
少しだけ早く行くために今ある他のお客様との約束を急いでミスがあってはいけないとこの頃はより慎重になりますし、あまりにも無理な要望はお断りすることもあります。
それがお互いのためになるからです。
どうしても急ぐ必要があることは命に関わること位しかないと思います。
そんな人生の一大事は何度もないはずです。
先程のテレビの話ですが、最後に次のような質問がありました。
あの松本サリン事件を振り返ってお話をされても実に冷静でいられるのはどうしてですか?
河野さんは直ぐに次のように答えました。
『人生の1コマととらえているからです』
平穏な生活から突然に夫婦でサリン事件の被害者となり、自らは犯人と疑いをかけられ、世間からバッシングを受け、妻の看病をされ、他人から観れば不幸と思える状況をこの一言で収められるすごい人だと感じました。
まさに、『艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす』の言葉がピッタリです。
【意味】艱難汝を玉にすとは、人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するということ。
見習いたい人の1人です。
今日の言葉
『考え方しだい』
世の中には幸も不幸もない。
ただ、考え方でどうにもなるのだ。
ウィリアム・シェイクスピア
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