以前にある方から教えられた言葉です。
『稽古とは 一より習ひ 十を知り 十よりかへる もとのその一 』
稽古というのは、初めて一を習う時と、十まで習い
元の一に戻って再び一を習う時とでは、人の心は
全く変わっているものです。十まで習ったから、
これでよいと思った人の進歩はそれで止まってしまい、
その真意をつかむことはできないとの教えです。
その時に「人生の稽古が仕事や家庭かも知れないからこのこと覚えておこう」と思いました。
『さて、年度初め新たな心構えで行きましょう』
■今日の言葉
我々は卑屈(ひくつ)な利己心に
甘んじて居(い)ないか。
怯惰(きょうだ)な傍観(ぼうかん)や
逃避で日々を過ごして居ないか。
無益な懐疑や批評に得意になってはいないか。
先ず、自分自身に活を入れよ。
自分の職域に新しい意義、
使命、感激を鼓吹(こすい)しよう。
『安岡正篤活学一日一言』より(致知出版社刊)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(有)古屋商店
甲府市朝気1-2-66
055-237-0704
http://www.furuya-gas.com
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■