『五年越しでやっと出来たこと』(2014.1.3)

毎年、正月休みになると思い出してやろうと思っていてながら出来ないことがありました。
それは、ある人へ手紙を書くことです。

2003年(平成15年)にその人にお会いしたくて東京で行なわれた講演会と懇親会に出席しました。
もうあれから、10年以上経過したことになります。
作家・五木寛之氏とウシオ電機会長・牛尾治朗氏が講演をされました。
その後、懇親会となりそのお会いしたい方を探したところ、すでにその人の前には50人位の人が列をなしていました。
一人、30秒~1分程度の話をされていたのでしょう。列は進み私の順番となりました。
私は『先生にお会いしたくてきました。お聞きしたいことが3つあります。』
と言うとその方は
『今人が大勢並んでいるので、質問なら手紙をこちらに送ってくれるかい』
『必ず、返事を書くから』
そう言われ名刺を私に下さいました。

私は、東京から帰り質問したい内容を手紙に書き送りました。
2週間~3週間した頃でしょう。
返事が来ました。

私が質問した内容については
①毎日、朝何時に起きているか。そして必ずすることがあれば教えてください。
②結婚する女性を選ぶとき大切なことは(当時、まだ独身でした。)
③生きてゆくうえで指針となる大切なことはことは、何でしょうか。
でした。
それに対して、とても、丁寧な回答でした。

私にとっては、とても大切なものとなりました。
その後、その方とは直接お話をする機会がありません。
すでに、80歳を超えられ体調を崩されたと聞きます。

その方に、十年経ちお礼の手紙を書きたいと日頃思いっていながら書くことが出来ませんでした。

今日書くことが出来ました。
色々な縁によって人は活かされていますが、身近な人だけでなく
1通の手紙が自分の心の支えとなった貴重な体験でした。

頂いた手紙の内容はこちらからご覧下さい。

いただいた手紙

 『積善の家には余慶あり』

■今日の言葉 『「今」に感謝を捧げる』

過去が咲いている今
未来の蕾(つぼみ)で一杯な今
…………………
河井寛次郎(陶芸家)

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