『学びの場』(ブログ6月15日)

今日、研修会に参加をしました。まだ、今年の4月から参加させていただいている会です。

今回、新入会員研修と特別例会がありました。

今日は新入会員研修についてお話したいと思います。
先輩の方々より色々なアドバイスを頂きました。

新入会員研修なのでまず、この会の目的についてお話いただきました。

その中で正しい人生観を持つことが大切であるという話がありました。

人生観というと何か堅苦しいような感じがしますが。

「何が正しいことで、何が正しくないことか」を判断する基準のことだと私は思いました。

その判断をするためには、まず自己中心的な考えを捨てなければならないと感じました。

簡単に自己中心的な考えを捨てると言ってもなかなか、私などは自我が強いので、そのようには行動できないのですが、それを日々目指して努力精進するということだと思います。

何か、子供たちと一緒に学んでいる『こども論語塾』に通じるものがあるような気がしました。

そのことを論語塾では『仁』または『思いやりの心』と言っています。

その後、先輩の方より入会してからの自分自身の体験発表がありました。
その中で、特に印象に残ったあるコンビニのお話します。

講師の方が最後の方で、人に物を伝える、教えるとは言葉の使い方で随分と違ってくることの例として話をされました。

あるコンビニエンスストアーに、少し見た目が怖いおじさんがこられて

『贈り物をしたいのだけれど、その箱のものをくれる。』と若い店員さん言いました。
店員さんは、そのままその箱を差し出しました。
するとおじさんは優しく
『箱を包装紙で包んでくれるかな?』と言うと若い店員さんは黙って包装紙で包みました。

次に、おじさんが『贈り物なので、名前を書く帯のような紙をここに貼って欲しい』言いました。

店員さんは奥のほうに行き、名前を書く紙を持ってきました。

おじさんがまた静かに言いました。
『その紙に文字を入れたいのだけれど。』するとまた店員さんは奥のほうに行き、スタンプの入った箱を持ってき手開けました。
するとおじさんは『その寸志というスタンプを押してくれる。』とやさしく店員さんに言いました。

若い店員さんはその帯の紙の下のほうに寸志のスタンプを押しました。

おじさんは静かに『悪いけど、新しい紙に変えてそのスタンプ上の方に押し直してくれるかな。』

若い店員さんは、新しい紙にスタンプを押し直し、贈り物に貼りました。

おじさんは『名前を書きたいので書くものを貸してくれるかい』と言うと店員さんは太いマジックを持ってきました。

おじさんはまた静かに、レジの横にあるペン立てのペンを指して
『これを貸してもらっていいかい?』と聞いて、自分の名前を書きました。

そして清算をすまし、静かに『ありがとう。助かったよ』と言って店を出ました。

このお話をしてくれた方に、人を教えるコツを聞いたところ、
『自分の幼い子供だと思って教えることです。』と答えが返ってきました。

また機会があれば、次に聞いた特別例会の講師の方のお話もしたいと思います。

 
■今日の言葉

人生嫌なことがあっても投げやりにならず、希望を持って生きることで、出会いや教えというご褒美をもらえる
…………………
荒井静枝(絵本作家)

 

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