『何が一番使いやすいのか?(風呂釜)』(2014.2.3)

先週、ガス風呂釜の取替工事を行ないました。

お客様が30年くらい使用をされた風呂釜でした。

今まで点火しないときが時々あったそうです。

今回は使用中に大きな音がして、怖くなり取替えたいと連絡をいただきました。

商品を選ぶのに、『今お勧めの便利な追炊き付きの給湯器』のお話をしました。

ご高齢のお客様のためか?

説明をしましたが、「色々ついているとわからないので、水を浴槽にためて沸かすタイプでいいよ。」

と仰いました。

ただ、今までのようにワイヤータイプの点火方法だと今回と同じようなことがあると困るので

電気で点火するタイプにすることをお勧めしました。

他にも、電池で点火するものもありますが、その電池が切れたときに取替をする場所がわからな事が依然ありました。

取り付けた時には、説明をするのですがお客様が忘れてしまうことも良くあります。

その為、100Vの電気で動く方が、電池交換も不要です。

今回取り付けた風呂釜は、リモコンで時間を設定することで消し忘れもないのが良い点です。

初めにお勧めした『便利な追炊き付きの給湯器』のことですが

便利で新しいものばかりが良いとは言えない経験は、私にも覚えがあります。

それは、スマートホンです。

皆さん便利だと言って使いますが、昔の携帯電話(ガラケイていうんですか?)を私はいまだに使っています。

その理由は、電話とメールが出来ればいいからです。

今回のお客様もこれと同じで、浴槽のお湯が沸けばいいのです。

新しくすることで今までと違う機能や操作が複雑になるのはきっと嫌ななんだろうなと思いました。

売る側がいくら便利だからといえお客様がそれを便利と感じなければ不便をお金を出して買ったことになりかねません。

ただ、せっかく新しくするので、やはり安全にお使いいただけるのが一番ですね。

そんな商品を今回はお勧めしたつもりです。

2日ばかりして伺ったところ奥さんがもう一度操作を教えて欲しいと言われした。

特に、わからないわけではないけど新しいもので不安のようです。

その後は、うまく使えているようです。

1 工事前 風呂釜は相当古いものです

 

 

2 工事前 このタイプのリモコンは見たことがありませんでした。ワイヤーで操作するタイプでしかも大きいです

 

3 工事後 かべかけの風呂釜です

 

4 工事後 時間で停止して操作も簡単になりました。

 

 

■ 今日の言葉 『逆耳払心(ぎゃくじふっしん)』
逆耳払心

※忠告や諫言など払いのけたくなるような
耳の痛い話であっても、
しっかりと耳を傾けることが
人間としての器量を磨くことになる
『菜根譚』
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