『3ヶ月一度の勉強会』(ブログ 4月26日)

今日、3ヶ月に一度の勉強会が古屋商店でありました。

もう、6年目になりますが3人の友人と一緒に続けています。

今回は、私が当番でしたが本を課題にして感想などを発表しました。

 

課題の本は、稲盛和夫氏の「生き方」でした。
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%96%B9%E2%80%95%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8-%E7%A8%B2%E7%9B%9B-%E5%92%8C%E5%A4%AB/dp/4763195433

 

勉強会の中で人の意見を聞くと「色々な感じ方があるな」と感じて学ぶところが沢山あります。

私はあまり難しいことが分からないので、今回読んだ本で短くて覚えやすい言葉が3つあったのでご紹介します。

 

1.「ど真剣に生きる」

真剣に生きるの上を行く「ど」です。

最近、色々なことで感じることですが、「あ~分かった。」と思っていたことで
「ぜんぜん、自分は分かっていなかった。分かったつもりになっていた。」と頭をトンカチで殴られたように思うことがいくつかありました。

だから、もっと真剣に「ど真剣」でなければと感じました。

 

2.「有意注意」

中村天風氏が言った言葉だそうです。
意味は
注意と言うものには、二種類あり無意注意と有意注意があるそうです。

 第一の無意注意とは、特に意識を用いて注意を振り向けようとしないでも、自然的に注意の注がれる心的状態のことなのである。
例えば 静かな部屋で急に音がなるとそこに注意が行くような状態です。

 第二の有意注意というのはこれとまったく反対なので、すなわち自らの意識を用いて自己の特定した事物に向かって注意を振り向けるという、言い換えると能動的の注意状態をいうそうです。
<有意注意を喚起する方法>

 「何事を行う際にも決して気なしに行わぬことを心がける」こと。

 言い換えると、諸事万事気を込めて行うこと、
 即ち万事すべて真剣な気分で行うこと。
これが「有意注意」だそうです。

 

3.「生まれたときより少しでもましな人間になる」
 そんな心がけでいたいと思います。

この3つのことですら今から行なうのもとても難しいことのように思えますが、
出来るだけ意識をして、出来ればこの本との出会いがあったから、この勉強会があったからと思える十年後でありたいと思います。

 

■今日の言葉

人間には生まれつきの 好ましい素質が徳となっている者がある。
 またよい先生につき、よい友だちと交わって徳が磨かれる者もある。
 さらに学問によって磨きあげて徳をつくる者もある。
 しかし生まれつきその徳が 完全であるなどという人はいないので、
 どうしても人間はよい師・よい友を得て仕込まれるか、学問をして練り上げないと徳はできません。

 『安岡正篤活学一日一言』より(致知出版社刊)  

 

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