みなさんいかがお過ごしですか。
昔、勉強ができる友人から教えてもらった言葉を思い出しました。
それは
『事実は1つ、真実は無数にある』という言葉です。
理解力のない私が、それはどの様な意味か尋ねると
次のように例えで教えてくれました。
AさんがBさんに刺し殺されました。
それを見ていたCさんがいました。
この時、Cさんの証言はBという人がいきなり、Aという人にナイフを向けて心臓を一突きして殺したので人を殺したBはひどいやつで殺人犯だと証言しました。
Aさんを刺し殺したBに話を聞くと、自分の家族がAの運転する車にひき殺されてしまい、謝罪もなく罪にも問われなかった為、自分はAを殺した。
という話でした。
事実は、BがAさんを刺し殺したこと
真実はCさんとBの証言です。
それぞれの人に真実はあるという話をしてくれました。
前置きが長くなりましたが、どうしてこんな話をしたのかいえば
先週、10年以上前に他の業者さんがされた工事にご不満があり現場を見て欲しい連絡があり打合せをしたお客様についてです。
このブログでも紹介しましたが
排水マスが土間から沈んでいて歩くとつまずきそうでした。
当然お客様としてはご不満でした。
事実として、転びそうになる排水マスがそこにあります。
ただ、工事を行った水道業者が悪いとばかりはいえないというお話をお客様にしました。
よくあるケースで、現場管理をしている監督が現場を見ていないで、突然明日コンクリートを打つので今日中に工事をして欲しいと連絡をするケースがあります。
下請け業者のため断れないで何とか間に合うようにだけ工事だをするといったケースです。
誰でもその日の予定はおよそ決まっていると思います。それなのに、その様なことを平気で言われる方もいるのは事実です。
そんなことを言われて、急いで使えればいいといった工事の場合このようなことがおこります。
先程の話ではありませんが水道業者にも言い分があるということです。
もちろん、お客様には一切責任はなく、管理する会社の責任です。
ただ、結果だけをみて判断するのでなく、そのことに関わった工事業者や管理会社が結果をふりかえって反省をしなければ、この先も同じことを繰り返すと思いました。
また、第三者がとやかく言えることでもありせんが水道業者だけが悪者になるのはおかしいと思いそんなお話をお客様にしました。
私も含めテレビでの芸能人の記者会を見ても、どうしてもテレビの放送だけを信じますが、本当のところはそれに関わった人達しか分かりません。また、その人達もそれぞれの真実でしか見ていないこと改めて感じました。
反面教師として気をつけたいと思います。
今日の言葉
世の人は
我を何とも言わば言え
我なす事は我のみぞ知る
坂本龍馬
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『凍結による故障(水道配管)』2016.1.29
『最高の喜び(リフォーム)』 2015.1.29
『取替のタイミングてありますね。(洗面台交換)』2014.1.29
2月『甲府論語塾』
平成29年2月18日(土)10:00~11:00
開催場所 甲府市総合市民会館内 2階 講義室1
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連絡先 遊亀公民会 電話 055-235-1428
参加費 一家族 500円
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電話 055-237-0704
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