我が家の平日の朝は、次のような言葉からはじまります。
『連絡帳は?、はんこやサインをするものないの』
小学生の2人はそんことを言われてから、いそいそとランドセルの中から
学校からの連絡プリントや連絡帳などを出してきます。
すると妻の怒りがピークに達し
『毎日、毎日同じ事を言われて、どうして分からないのお母さんを病気にさせての』
と叫んでいます。
「病気にさせての」は言い出して2回目くらいまでは非常に効果がありましたが
その後は、子どもたちもなれて黙って普通にランドセルからプリントを出してきます。
私の小学生ころは、もっとひどくて何日も忘れて期限が過ぎていたことがあったな、なんて懐かしく思い出していました。
妻は、夏休みが終わる何日も前に宿題を終わらせていたので、当然プリントも帰ってら直ぐに母親に見せていたのでしょう。
のん気な事を思っていながら、なんといっても朝の時間は貴重です。
だから前日にやるべきことが出来るようにした方がいいにきまってます。
なぜ子どもはプリントを出すのを忘れるのかと考えてみました。
1つは習慣づけです。
何度も何度も言われてるうちになおる子もいるでしょう。
でも、逆に叱られることになれる子もいるでしょう。
几帳面でない子は帰ったら、目の前のことで精一杯です。
しかも楽しいこと、テレビのアニメや友達と児童館で遊ぶなんて思うだけで他のことなど忘れてしまうでしょう。
明日の朝のことなんて、学校に行く位にしか考えていないのかも知れません。
特例があるとしたら、遠足、運動会など自分にとって非日常の楽しいことがある時くらいです。
嫌なことからは逃げるのが人間の本質です。
だとすれば、いくら叱っても、前の日にやるわけないような、なんて思います。
そうはいっても、このままではどうにもこうにも困ったものです。
そこで、幾つかの方法を考えました。
1つは何かご褒美をあげる。ただこれだと、それをもらえるからやるとなり目的がずれてしまいます。
2つ目は、恐怖を与えて行う。これも、一時的には効果がありますが継続出来ないと思います。また、怖いからやるは、明らかにやらされているです。
3つ目は、なぜ、それを早めに行うかを話す。これも試してみましたが帰ってくるとほかの事に気を取られて子どもは忘れてしまいます。
即効性がある良い考えはありません。
3つ目のそれをなぜ早く準備するかを根気よく話して、何かシールでも貼るようにして結果が目に見える形にするのが一番のような気がしてきました。
大人の世界でも、本当はしなければいけないとわかっていることでも、やらないでギリギリになって行うなんて事があります。
それを、早めに出来るようになるのは、その先にある自分の状態がイメージできているからかもしえません。
子どもにも、何か上手い方法でそのイメージが出来るように楽しく訓練ができればよいのですが
仕事でも、イメージが出来ることが立場により違ったりします。
それを、上手に理解しあうにはやはり、お互いの立場を理解しあう為に目的に沿った会話をすることが一番だと思います。
ただ、その話し方がとても重要なのですが、私はそれはとても不得意でこれからの課題です。
特に、大人と子どもの視点はちがいます。少しずつで会話をしながら上手く習慣づけが出来ればいいと思いました。
誰でもそれぞれ歩み方の速度は違えども、少しでも良い方向に向かうようにしたいものです。
この話をしながら、学校の先生は大変だなと思いました。
過去の本日のブログ
『感動したこと (感じたこと)』 2014.9.15
『ガスエアコンが壊れてのエアコン工事』2013.9.15
■ 今日の言葉
『教育』
「一年を思う者は花を植える、
十年を思う者は木を植える、
百年を思う者は人を育てる」
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