『ふっと、眼に留まるもの(教えてもらうこと) 』 2014.8.30

 

たまたま、手にした本に次のようなことが書かれていました。

『思いどうりにならないからといって

心を痛めてはならないが、思いどおりになったからといって

有頂天になってもいけない。

平安無事が続いてもそれを頼りにしてはならないし

最初に困難にぶつかって挫けてはならない。』

最近はこの言葉が身にしみるような事が多くありました。

 

 

何でも、古典の本『菜根譚(さいこんたん)』に書かれているそうです。

 

何年か前に、この『菜根譚(さいこんたん)』と聞いて

農業の本かと思いました。

だって、菜は野菜です。

根は、植物の根っこのね。

譚がわからず調べたところ はなし、物語でした。

「農業の本と間違えるのは無理ないか」と自分で自分に言い訳しました。

『菜根譚(さいこんたん)』と言う飲食店もあるくらいですから・・・。

 

ところが、中国の古典と考えると『え~わけわからない』と思うのではないでしょうか?
私も以前はそうでした。

それが、「学校で教えてもらった古典はわからない」に変わりました。
本来古典は、その時代に生きた人が感じたことを書いてあるだけです。

そして言葉が難しいので、今の言葉で理解すればなるほどと思うことが多いと思います。

原文も大切かもしれませんが、今の言葉でわかればいいやと私は思ってます。

だって、自分の身に置き換えて役立てるのが私の目的ですから

古典は 『こうすればいいじゃないですか?』『世の中はこんなんじゃないですか? 』 と思われることが書かれている気がします。

でも、簡単に実行できそうで出来ないことや昔、親にうるさく言われたことが多くあると感じます。

忙しい毎日の中で、先程のようにほんの少しでも、目に触れることで

「いかん、いかん」と思う気持ちになります。

 

昔の私なら、「なんだかわけのわからない事を言ってる」くらいにしか思いませんでした。
そういえば、以前に教えていただいた言葉を思い出しました。
別の古典の本の言葉です。
『心がここにないかったら、見ても正しく物を見ることはできず、

聞いても正しく音を聞くことはできず、食べても本当の味を知ることはできない。』
■今日の言葉  『常に上を目指す』

その一日、その一瞬がエベレストの頂上にまで繋がっている。

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三浦雄一郎(冒険家)
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