『理想と現実(リフォーム打合せ)』2014.7.13

今日は、築40年以上経過したお宅のリフォームについて打合せに伺いました。

先日ご希望を伺い、それを元に見積をしました。

お客様の御予算もあり、再度、見積をすることになりました。

いつも、リフォームの打合せをすると思うことですが、

いくらでもお金をかけてもかまわないのであれば、本当に夢(希望)通りの形が出来上がることでしょう。

もしかするとそれでも、完璧なものなど出来ないかもしれません。

 

 

先日、見たDVD『火天の城』はまさに織田信長が理想とした城、「安土城」を築城する宮大工の話でした。

この物語の中で、信長が吹き抜けの城を作りたいといい、その案を3人の宮田大工に提案させます。

その時、唯一 熱田神宮の宮大工の棟梁である岡部又右衛門は、吹き抜けでない城を命がけで提案します。

その理由は、火災になった時に吹き抜けの城は、火の回りが速く一瞬にして燃え落ちてしうことを模型に火をつけて証明してみます。

あの信長でさえ、自分の夢と現実との中で、思い描いた夢をあきらめざる終えませんでした。

織田信長は、お金に糸目はつけずに築城も出来たことでしょうが

ほとんどの人は、そこまでのことが出来るわけではないのでどこかで、折り合いを付けなければなりません。

 

その時一番大切なことは、何を捨て、何を選ぶかです。

打合せの場で、お客様と一緒に考えながら、これをこのようにするのがいいか、それともこちらのほうがいのか。

工事のメリット・デメリットやお客様の希望と予算、デザインなどをお話しながら

どこまでが、現実的かを決めていくのがとても大切だと感じます。

 

折角、お金を出していただきリフォームしてよかったったと感じていただく為には

お互いに確認しあう時間が必要です。

 

 

自分が思い描く希望が、100%と出来ることなんてなかなかありません。

そこで、どれだけ理想に近いことが出来るかは、

現実を考えて、どれだけ具体的な話が出来るかなのかも知れません。

それは、リフォームだけでなくどんなことでも、いえるのかも・・・。

 

■今日の言葉  『道は必ずある』

絶望は愚か者の結論である

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三浦雄一郎(冒険家)

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