『みんなで考える(戦争)』 2014.7.5

今日は、娘と一緒に県立図書館へ行きました。

以前、娘が学校で貰ってきたチラシには「もうひとつの七夕」とありました。

大型紙芝居で「もうひとつの七夕」を行うようです。

本人がどうしても見たいと言うので

連れて行くことを約束しました。

内容は

甲府では、1945年7月6日の深夜、空襲がありました。

その時のお話です。

都会から、甲府に疎開してきた、子どもたちと先生が

甲府空襲にあって、2人の子が亡くなってしまいます。

亡くなった子供たちの母親は

空襲にあわないように田舎にやったつもりが、

『一人で死なせてしまって、ごめんねえ、』

と遺骨を抱いているシーンは胸に突き刺さりました。

「もうひとつの七夕」は戦争の悲惨を訴える内容でした。

紙芝居の後

戦地に赴き戦争を体験された方のお話がありました。

とても戦争の悲惨さを強く感じた一日でした。

 

私の父も、甲府空襲を子供のころ体験しました。

小学生のころは空襲での出来事や戦争で食べ物がなかったことなどを

よく話してくれました。

自然と戦争の悲惨さを聞いていました。

実体験として話をしてくれる人が少なくなった今

娘には良い体験だったと思います。

 

戦争は、悲惨で絶対にあってはならないことです。

ただ、喧嘩にも相手があるように

戦争にも相手がいます。

話し合いだけで通じる相手なら良いのですが・・・。

 

これからの日本を背負う娘たちには、もっと日本の歴史を勉強してもらい

これからも色々な人の考え方を聞き、その中で自分の考えを持っている

人間に成長してもらえればと思います。

 

これだけは、子供たちに伝えたいことがあります。

 

絶対に戦争は反対です。

どんなことがあっても、戦争をするべきではないと思います。

ただ、世の中には、いい人や話がわかる人ばかりではないのも事実です。

そんな時、どうしたらいいのか自分で考える習慣を養いなさい。

『自分には、関係ないよ』と思うような大人にだけはならないために・・・。

 

今日頂いてきた冊子です。甲府空襲の色々なことが書いてありました。

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■今日の言葉  『一方聞いて沙汰するな』

 

中国の戦国時代、江尹(こういん)という魏の出身で、後に楚に仕えた人物がいた。

ある日、楚王に対して、彼は問いかけた。

「もし、他人の良い所を王様に申し上げることを好む者がいたなら、王様はどうされますか?」

楚王は、

「それは君子だ。是非、登用したい」

と応えた。

江尹はさらに問うた。

「それでは、他人の悪いところを吹聴することを好む者がいれば、王様はどうしますか?」

当然のように、楚王は

「それは最低の人間だ。遠ざけるようにしよう」   と応えた。

ならばと、江尹は言った。   「ということは、王様。

臣下の中に不善をなす者がいても、王様は知らないということになります。

何故なら、王様は良い話を聞くのはお好きですが、嫌な話や悪い話を聞くことを嫌っているからです。」

楚王は、「なるほど」と納得し、   「これからは、良い話も悪い話も共に聞くようにしよう」

と、言ったという。

 

 

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