先日、水道の不凍栓のバルブの近くから、漏水をしている
お客様のところで工事を行いました。
漏水のご連絡を頂いたときの事です。
現場確認して、お話を伺うと
水道の配管は、40年位前に工事をしたことがわかりました。
工事を行うにあたり、ご説明をさせて頂きました。
地中の漏れの為、場所が特定できないこと。
その周辺の配管も古くなっていること。
その為、土を掘り返すのであれば、
故障箇所の周辺、不凍栓やメーター周りの設備は新しくすることをお勧めすること。
お勧めした工事をすることになりました。
半日程度、水が使用できない状況で、ご不便をおかけしましたが、無事に工事は終わりました。
古くなり、故障をした場合は思いきって新しくすることをお勧めします。
水道の配管などの場合は、故障をする時期で比較的多いのが20年~30年位です。
ところで、
『設備の漏水や故障でのご注意があります。』
漏水などがわかると、「早く」、「直ぐに」と思われがちです。
もちろん、そのようなお気持ちは十分わかるのですが
出来ればお客様に状況の説明と今後の対応についての相談を十分聞いていただいてから工事を進めるのが良いと思います。
例えばメリットとリスクについてなど
「とにかく早く直して」は漏れが止まればどんな方法でも良いということになりかねません。
準備や心構えもなく急いで、やったり、やらしたりした仕事は、
後に不安を残す結果となることが多い気がします。
そんな例がこちら
https://furuya-gas.com/?p=2491
以前、ラジオで詐欺の話をしていました。
詐欺がよく使う販売の言葉です。
「今しかない」 「すぐにしたほうがお徳です」だそうです。
売る側だけでなく、求める側も急がす事で、同じような結果になるケースもあります。
トラブルの時は、早く解決したいのが心情ですが、考える時間も大切ですね。
命に関わること、大損害をこうむること、危険の伴うこと意外であれば
熟慮したほうが良いと思います。
もちろん、時と場合によります。
どんな決断にしても、お客様が自分自身で決めたと思える
決断をしていただけるお手伝いが出来ればと思います。
1 工事前 地面から水が漏れ出していました。
2 工事後 メーター周りと不凍栓その周りの配管を取替ましした。
3 メーターボックスとその中のバルブが新しくなりました。
4 不凍栓も新しくなりました。これで、水抜きも簡単に出来ます。
■ 今日の言葉 『平凡なことの積み重ねが、非凡な結果を生む』
「私の仕事ではない。あなたの仕事でもない。
誰の仕事でもない仕事が放置されている組織はそこから腐敗する。」
神戸女学院大学名誉教授の内田 樹(たつる)氏
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