今日は、子どものひな祭り音楽会が幼稚園でありました。
平日の午前中ですが、何とか参加することができました。
昔の私なら、そんな時間があるのなら仕事でもしていた方がよいのではと思っていました。
するべき仕事があるのに、子どもの音楽会なんて母親が行けばいいなんて・・・。
それは、私が育った環境からくるものかもしれません。
家が自営業で父はいつも仕事をしてました。
子供のころは、さすがに運動会は父親が来てくれましたが
他の子供の用事はもっぱら、母がついてきました。
私だけでなく、我々のころはそれが普通の時代でした。
しかし、今では子供の行事には、父親も参加することが多くなっています。
そんな時代の変化に私自身は戸惑いを感じていました。
でも、3年前の東日本大震災があってから考え方が変わりました。
2011年3月11日以降、テレビに映し出される映像とその後の計画停電を体験したことで、
「今できることは、何なのか」を以前よりも自分に問いかけることを私に教えてくれた気がします。
そして、子供もいずれは成長していくそんな段階の中で、今のこの子のを見る機会は、2度とないことを強く感じるようになりました。
そんなわけで、子供の行事には仕事に大きな影響がない限りできるだけ参加するようにしています。
幼稚園の子供たちは、雪の影響でひな祭り音楽会に向けての練習をあまりできなかったようです。
それでも年中の息子は、他の子供たちとピヤニカを一所懸命に演奏する姿を見て
「また一年で成長したな」なんて実感しました。
大人とは違い、人の目を気にせず真摯に引く息子の姿には感動すらおぼえました。
そういえば、家で母親にうるさいとしかられながらも、アンパンマンのおもちゃのオルガンで練習をしていました。
1 真剣に弾く姿に感動
感動といえば、その後に今年卒園する年長の園児の歌がありました。
この歌は、毎年心に響きます。
それは『思い出のアルバム』という歌を替歌で歌います。
一蓮寺幼稚園では、子供たちが幼稚園での思い出を自分たちで話し合い、詩を考えて歌うのです。
その歌を聴くと「思い出て大切だな」と感じます。
私を含め大人は日ごろ、先のことばかりを考えている気がします。
未来ばかりを見て過去を振りかえる事を忘れると、
自分が育ってきたことへの感謝も忘れてしまう気がしました。
『思い出のアルバム』の替歌は、誰でも一人で大人になったわけではないことを思い起こさせてくれる瞬間でした。
『思い出のアルバム』の歌はこちらです。(幼稚園での歌ではありませんが・・・)
また今年も、成長した園児たちが卒園していきます。
もちろん卒園児だけでなく、うちの息子を含め年中、年少の園児たちも入園した時とは違い成長したことを感じました。
これも、日ごろ大人から見ればわけのわからない子供たちに、色々なことを教えてくださる先生方のお陰だと感謝しております。
私が、この幼稚園が好きなのは初めて園長先生にお会いした時
『この幼稚園は、子供と親が今しかできないことをしてもらう幼稚園です。』
と言われたことです。
今それを実感しています。
そして、この幼稚園で親として、子供と接する仲で色々と学んだことがありました。
そんな、一蓮寺幼稚園に興味のある方はこちらをごご覧ください。
http://www.ichirenji.jp/k_sono/
今日のひな祭り音楽会を見て、また新たに
『今しかできないことて何だろうと自分に問いかけてみたいと思います。』
2 園児みんなで歌を歌いました
■今日の言葉 『日本を守る道』
立派な日本人を育てることが、
日本を守り、日本の未来を担保する一番の道
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櫻井よしこ(ジャーナリスト)
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