『知らなくてもよいこと・・・』(ブログ 12月23日)

今日は、クリスマスイブの前の日です。

我が家では、毎年 妻がサンタクロースにお願いをしてプレゼントをイブの夜に届けてもらっていました。

ところが今年は、いつものところにお願いしなく、別のところに頼む予定だと言っていたのに、いまだに何もしていません。(毎日忙しいから仕方ないか?)

子供たちに何が欲しいのもまだ聞いてないそうです。

困った私は、「神棚にお祈りをして大きな声で欲しいものを言えばサンタさんが聞いてるよ」なんてホント子供だましのことを子供に言いました。

3人ともやっぱり子供です。

素直に神棚に向かい欲しいものを言いました。

(でもこれって本当にいいのかな?キリスト教のはずが、神棚で欲しいものを言わすなんて・・・。)と思いながらも、時間が無くあせっていた私は子供たちからこの方法でプレゼントを聞き出したのでした。

話はここで終わればよかったのですが、

休みで家にいてみんなで昼食を食べているときのこと

妻「みんな、プレゼント頼んだ。プレゼントはどこから来るのかな?」

なんて後から思えば
いらんような質問を子供たちにした時のこと

長女が何も考えていないように答えました。

「プレゼントは、お店でお父さんが・・・。」と言いかけて娘は話すのをやめました。
近くに弟がいたことに気がついたのか、はたまた自分がそれに気がついていることを親に知られたくなかったか・・・。

わかりませんが

一瞬 時が止まったような気まずい雰囲気が流れました。

私は小学校1年生の娘がまさかサンタクロースはいないなんてことを知っているとは思ってもみませんでしたが、

そういえば去年のサンタさんが若い人だったので、知り合いのお兄さんじゃないかとしきりにいっていたのを思い出しました。

(いけない!この場を何とかしなければ、きっと娘もうすうすは気がついていたが、親にサンタさんがいないことを知られたくないと考え、だまされたふりをしていたのかも?でも思わず口走ってしまった一言ではないのか)

そんな私の思いとは裏腹に妻はすかさず次のように言いました。

「いまなんて言った」 黙り込む娘にもう一度 「いまなんて言った」 と二度くりかえして娘を問いただしたのです。

(いかんこの雰囲気を何とかしないと思った私は)

「何にもいってないよね」 と娘に言って何とかその場を切り抜けました。

まあ、暗黙の了解と言うか、こんなときこそ使いたい 「見てみぬフリ」 ってやつです。

子供だけでなく大人も知らなくていいことがあると思いますが、いかがでしょうか?

■今日の言葉  

 ロマンをなくしちゃならん。
 これをなくしたら、
 もうおしまいだ。

 老い木は老い木なりに、
 美しい花を咲かせるではないか。
 若木の花よりも、
 老い木の花に、心ひかれる。
 
 靜かで穏やかで、
 自分をそのままうち出しているからだ。
 じっと見つめていると、
 人間の在り方を教えてくれる。
 

 『坂村真民一日一言』より(致知出版社刊)  

 

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