流れに逆らわず自分の目指すことを

古屋商店のフルフルです。

最近思うことですが、新聞、テレビ、その他、いろいろな情報が今は私たちの元に入ってきます。
それを見聞きして、それぞれ色々なことを感じて、色々な考えをしますが、あとから振り返ってみるととても役に立ったこともあり、良かったと思うこともあります。ただ、中には間違ったこと、その時は 「ああ、そうだ」 と思ったのに全く違っていたこともよくありました。
今振り返ってみると、それも自分にとって必要なことだったと感じています。

私が今思う一番大切なことは、自分が体験したこと、目前の中で大切なことからまずは片付けていくことではないか? 本当に自分が大切にしていることは何なのか? 何のために自分はそのことをするのか? そんなことをたまには考えてみます。

そうはいっても、まわりの状況や環境によって、どうしても振り回されたり、対応せざるを得ないことがよくあります。自分が変えること、対応できることは準備をしておく必要がありますが、どうしようもないことは受け入れて前に進むしかありません。
先日も、昨年の震災についての話を聞きましたが、自分ではどうしようもないことの一つだと思いました。

それならまずこの先、自分が今の立場で出来ることに向き合い、それに対しての準備をしていくことが必要だと思っています。

前にある人から、織田信長が今川義元に桶狭間で勝った時の話を聞きました。
その方が言うには 「織田信長は劇的に今川義元に勝ったような物語が伝えられているが、実は用意周到に準備を進めていて、その準備により何十倍もの兵力の差があったのに勝つことが出来たのです。その証拠に勝利のあとの褒美(ほうび)の一番から六番くらいまでは、まったく名の知れない人の名前が残っています。本来ならば、今川義元を討った家臣が一番多くの褒美をもらうはずなのに、おそらく今川義元の情報をもたらしたその地域の野武士などの功績を重視したのでしょう。よく信長は若い頃は遊びまわり、うつけ者と知られていますが、何年後かに今川義元が京都を目指して自分の国へ攻めてくることを知っていたため、自分の国の地形やその土地の情報を知るために動き回っていたと考えられ、何年も前から準備を進めていたと思われます。多くの人は必ず来るであろう自分にとって都合の悪いことには目を背けますが、信長はそれまでの期間に何度も自分の頭の中で、どのようにすれば良いか考えていたと思われます。」

そんな話を思い出し、次の言葉が頭に浮かびました。

「強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。変化に対応した者が生き残ったのだ」 チャールズ・ダーウィン

情報も色々ありますが、人から聞いた勇気をもらう言葉ってあるなと感じます。

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