『受け継がれるもの(感じたこと)』2015.11.22

2015-11-22

昨日は、東京で「こども論語塾」を見学した後に講演会を別の場所で聞きました。

その時の講師の方は、最後に聖徳太子の話をしてくださいました。

私が知っているのは

聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉。

『和を以て貴しとなす』

和を以て貴しとなすとは、何事をやるにも、みんなが仲良くやり、いさかいを起こさないのが良いということ。

という意味です。

ところが、話では当時の中国で絶大な権力を持っていた隋の国に次のような国書を送ったそうです。
「日出る処の天子、書を没する処の天子に致す」

当時の随の皇帝は、この国書を見て激怒したと言われています。

その理由は
①日があがる国(倭国)と日が沈む国(随)のように、随が下に見られたことに対し立腹したのです。
②当時の外交背景はアジアで随(当時の中国)が最大の都市として栄えていました。
その周辺諸国は随に朝貢する(従う)ことで国家として認めてもらい
国の有事があれば随に守ってもらえるというように、国の安全を担保していたのです。

これは鎌倉時代の封建制度と類似したものです。
武士は鎌倉幕府から土地を与えてもらう代わりに、軍役や経済の負担をするというもので、当時は「御恩と奉公」と言われていました。

それまでの日本も随に対してこのような関係でした。
③国書の「天子」という言葉です。
天子はそもそも中国思想で君主を表し、国を治める者を指していました。
統治しているはずの国(倭国)が随と対等である天子を名乗ったことに対し、激怒したというわけです。

実はこの頃、高句麗(今の中国東北部南部から朝鮮北中部にあった国)が隋に進攻し、隋に打撃を与えていました。

聖徳太子はこのタイミングを捉えて「日出る処の天子」の国書を送ったといわれています。

隋は、高句麗と日本が合同しては困ると考えたようです。

その後に聖徳太子は次のような国書を送っているそうです。

「東の天皇、敬しみて、西の皇帝に白す(まをす)」

皇帝の文字をさけることで隋の立場に配慮しつつも、

称号を使うことで、両国が対等であることを表明したのです。

これに対して隋の皇帝は正式には認めませんでしたが、黙認するような形になりました。

これが「天皇」という称号が使われた始まりとされています。

日本の自立の姿勢を示す天皇の称号は、その後も使われ続け、とぎれることなく今日にいたっています。
聖徳太子は、対等を目指したというよりは随からは独立した国家であるということを認めさせたのです。
『和を以て貴しとなす』とは、何でも相手のことを認めるのではなく

その状況に応じて相手の立場も考えて、こちらの主張を通すことも必要であるというお話でした。

そしてこの話を聞きながら
過去から今に受け継がれる歴史にはそれなりの意味があるのだと感じました。

受け継がれる歴史といえば身近なところでは、親と子、師弟関係などや仕事では店の名前などももあります。

私も、古屋商店を継ぎましたが、お客様にも古屋商店と父のことでよく聞かれることがあります。

『古屋さんとこの息子さん』とか

『真面目なお父さんは・・・・。』

以前はそんなことがうっとうしく感じましたが

最近は、受け継がれる歴史があるからこそ、それを引き継げること

また、それがありがたいとも感じます。

そして、その体験は自分しか出来ないことだからです。

それとは反対に、人を見て大変だな感じることもありました。

たまたまそんな機会が今日ありました。

ある研修会でのことです。

知り合いの方が、皆さんの前で成果を発表する場がありました。

応援で私も駆けつけましたが

その方の家は、おばあさん、おかあさんが先生でした。

既に他界されて、今は別の先生のところで教えを受けています。

その先生も、山梨では名前がよく知れている方です。

その為、今日の成果発表の時に、他の人達とは明らかに周りの注目度が違うとを感じました。

その場の空気が変わり張り詰めたことを感じとまりました。

そんな中でも、一所懸命に取り組んでいる姿を見て、立派だと感じと共に

自分が与えられた状況を真摯に受け止め逃げることなく受け入れる大切さを学びました。
人にはそれぞれ、与えられた環境があります。

それを、マイナスととらえるか、プラスととらえるかはその人しだいです。

冒頭の聖徳太子の話もその時に日本がおかれている立場で最善を尽くしたからこそ

今の日本があるのはだと感じます。

今の日本は平和の国ですが、それはそれより前の人達の行いによるものです。

そしてこれからは、ここにいる我々が次の人達に何を残せるかだと感じます。

まずは、自分が、そして周りの人が自分に誇りをもてる正しい行いのできる人間になれればいいと思います。
そんな思いの中で昨日もお話をした『こども論語塾』をはじめることにしました。

論語はとてもよいと分かっていますが

このやり方がいいのかは正直、わかりません。

そして、自分が人に対してえらそうなことを言えるとも思っていませんが

共に学ぶことができればといいなと思います。

 

そういえば、

今日はいい夫婦の日だと教えてくださった方がいます。

まずは、周りがよくなればいいなと思います。

 

 

『こども論語塾』開催

開催場所 甲府市総合市民会館 3階  会議室3
場所 甲府市青沼3-5-44(電話 055-231-1951)
平成27年12月19日(土)15:00~16:00
参加費 一家族 500円
対象:小学生(同伴で家族可)

問合せ先 有限会社 古屋商店
電話 055-237-0704
平日 9:00~16:00 土・日・祝日は除く

 

 

過去のブログ


『そんな時代から今がある (感じたこと)』 2014.11.22

 


『おそとDeキッチンガスのイロハ(NO5)』2013.11.22

 

■ 今日の言葉
『自分と向き合う』

人間にとって、一番恐ろしい敵は不遇ではなくて、
自分の心。自分で自分をこんな人間だと思っていると、
それだけの人間にしかなれません
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ヘレン・ケラー

 

 

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おかげさまで、創業50年

(有)古屋商店
甲府市朝気1-2-66
055-237-0704
営業時間9:00~17:00

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