『 嫌われる勇気 2 (感じたこと)』2015.9.27

先週、嫌われる勇気という勉強会の課題本を読み始めたお話をしまいした。

詳しくは

『嫌われる勇気(感じたこと)』2015.9.22

をご覧ください。

トラウマについてのお話でした。

その後、少し本を読みました。
「嫌われる勇気」では、トラウマにより今の自分が決定されている事を原因論というそうです。

原因論は過去の何らかの原因が今の自分の性格や態度を決定づけている。ということです。
トラウマなど過去の影響で今が決定づけられるなら、原因によっての結果が決まってしまうことになります。
その原因論を否定したのが、アドラーの目的論だそうです。
この本の中では、人は原因により結果を決定されいるので、自分は変わることが出来ないと悩んでいる主人公の青年に対して

もう1人の主人公である哲学者(アドラー心理学を信じている)は

原因論でなく、人は悪いことであれ目的をもうているという目的論について

次のような例をあげて話をします。

赤面症で悩んでる女子高生がいます。

その子には、好きな人がいるが赤面症のため告白が出来ないと悩んでいました。

その女子高生の心理を次のように分析します。

実は、その女子高生は赤面症を理由に告白をしないことで、自分が傷つく事を恐れて守ろうとしている。

赤面症の理由があれば、彼に告白できないので告白をして拒否されることもない。

そこから逃げることが出来るからだと言うです。

「私には、この赤面症があるから彼とはお付き合いできない。」という可能性を自分に残しておきたい

「可能性のなかに生きることが出来る」と言います。

この理由があるかぎり彼から振られることはないからです。

そして赤面症を直したいと悩んでいる女子高生に対して

哲学者は

赤面症くらい簡単に直せるが、直しません。と告げます
そして、あなたは赤面症があるお陰で、彼に告白が出来ない理由や世間への不満など人生が上手くいかないことを自分で納得させている

もし赤面症が治ったとしても周りの状況は何も変わらない。

さらに哲学者は

これは、彼女に限ったことではなく

受験生がこの大学に合格すればバラ色の人生がまっていると思い、合格したが事態が何一つ変わることがない。

なんてことがある。

だから、アドラーの心理学では赤面症に悩んでい人の赤面症を治してはいけないと哲学者は言います。

まずは、今の自分を受け入れること

たとえ結果がどうであれ前に踏み出す勇気をもつことだそうです。
そん事を伝えられた女子高生は
その後、友達を交えてその彼と遊びに行く機会があり、最後には彼から告白をされたそうです。
私も、自分のことを振り返ると
人前で、何か疑問に思い聞きたいことがあるのに、聞くことが出来ない時など
自分の中で言い訳をします。
時間がないから、他に質問する人がいるかもしれない。など

でも、結局はその言い訳をして、自分を守り恥をかくことを恐れていたのだと思います。
人の心は

このままのわたしでいるほうが楽であり、安心という心の叫びがあり、一方では変わりたい思う心

変わらないことでつきまとう「不満」、変わることで生れる「不安」があります。
アドラー心理学は「勇気の心理学」だそうです。
ライフスタイルを変える勇気を試されるそうです。
やっと1/4程度読みました。これからも展開が楽しみです。
本でも、人の話でもタイミングで受け入れられる時とそうでない時がありますね。

過去の本日のブログ

『もうだめだの瞬間(思い出)』 2014.9.27

『便器の交換と修理』2013.9.27

■ 今日の言葉
『道をつくる』
道をつくった人は、道をつくろうと思った人である。

その思いを強く熱く反復した人である。

行ったり来たりする中で道はできる。一回通っただけでは道はできない.
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『小さな人生論 ポケット名言集』p189より

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