『嫌われる勇気(感じたこと)』2015.9.22

今日は、来月行われる勉強会の課題本を買いました。

課題本のタイトルは

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

です。

少しだけ、読んでみました。

よく、私たちは心理学のトラウマなんて言葉を使います。

昔、私は虎と馬の昔話からきているのかと思っていましたが

実は、

「傷」を意味するギリシャ語だそうです。

1917年、心理学者フロイトが、物理的な外傷が後遺症となると同様に、過去の強い心理的な傷が

その後も精神的障害をもたらすことを「精神分析入門」において発表したところから

心理学でのトラウマが使われるようになりました。

このトラウマを完全に否定したのが、心理学者 アドラーです。

私が本を読んで理解したところによると(もしかしたら間違っているかもしれませんが)
過去の原因が今の自分の行動をきめているのではない。ということです。

まさに、私が考えるトラウマを否定しています。
その例として、引きこもりの友達の話が出てきます。

過去の両親との関係や学校、職場でのいじめを受けていたこと

また、両親から甘やかされて育ったことがトラウマとなり

外に出ようとすると動悸や手が震えたりするため引きこもりとなったいう友人のことを話す青年に対して

会話形式で、哲学者が真っ向から否定します。

それは、引きこもりの友人が外に出たくない目的で、引きこもりををしている。と言うのです。

確かに、動悸や手が震えたりするのは、本当のことだろうが

過去の体験が原因(トラウマ)となり、引きこもりをしているのではない。

それは、同じようにいじめや虐待、甘やかされて育った人が全て引きこもりにならないことで証明できると話をします。

トラウマではなく、その人が体験した経験からどんな意味を見出すかによって、目的が変わるそうです。

きっと、いじめを受けて引きこもりとなる人もいれば、その経験から相手を見返すために

一所懸命に体を鍛えて喧嘩が強くなる人や勉強をして見返す人もいるでしょう。

そんな話を読んである人の言葉を思い出しました。

それは、フランク・シナトラです。

子どもの頃、貧乏でいつもいじめられていたフランク・シナトラは、いじめたやつを見返してやろうとして有名で裕福になりました。

彼の言葉に

「泣くな、復讐しろ!最高の復讐とは幸せな人生を歩むことだ」があります。

人は、それぞれ楽しいこと、苦しいこと、悲しいこと、つらいことなどを経験しますが

その人の受け取り方で、その後の人生の目的が変わるのだとこの本を読みながら思いました。

まだ、1/10程度ですがこれからの展開が楽しみです。

ただ、この考えに共感できる人もいれば、そうでない人もいることでしょう。

本でも、人の話でもタイミングで受け入れられる時とそうでない時がありますね。

過去の本日のブログ

『キャラクター登場(出来事)』  2014.9.22

『結婚のお祝い(縁を生かす)』 2013.9.22

■ 今日の言葉
『人生の主人公』

いま自分がやれることをやる。

そこに自分の人生の主人公になれる秘訣がある。

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神渡良平(作家)
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