『懐かしい思い出とカセットテープ(感じたこと)』2015.7.3

今日は、15年以上前にいただいた古いカセットテープを見つけたので車の移動中に聞きました。

そのテープは、内観の研修に行った時に、研修所の方が帰りにくださったものです。

内観をご存知ない方もいると思うのでこちらをご覧ください。

内観について
内観研修に参加したきっかけは、ホテルに宿泊した時に部屋に置かれていた本を読んだことでした。

その本を読んで、両親に対しての自分の気持ちがどうなのかを確かめたいと思いました。

自問自答という言葉がまさに当てはまる誰でも出来る研修でした。

今では、懐かしい思い出です。
ところで、車中で聴いたテープに次のよう話がありました。

心理学の話でしたが、母親と子どもの関係について

子どもは母親から生まれてきます。

そして成長していくと親離れをして自立した1人の人間になります。

母親の体内では、一身同体です。

生れ落ちると肉体は二つに分かれますが

心理学では、親が子離れできないのはある意味、心が一身同体のままで子どもと成長してしまうことだそうです。

その事を次のように例えていました。

『母なるもの』と『母親的なもの』の違いだそうです。

『母なるもの』とは、子どもに対して自分を忘れ無心の献身をするもの

『母親的なもの』とは子どもに対して愛執により、自分のものにいつまでもしておこうとすること。
『母なるもの』は、子どもの成長を考えてどの様にしたらよいかを考え子どもに接するそうです。

『母親的なもの』は、子どもをいつまでも自分のものにしておこうとするため、子離れが出来ない親のことだそうです。

私も時として、子どもを自分のものとして考えてしまうことがあることに気がつきました。

また、子どもが成長する過程として次のようなことも言っていました。
完璧な親もいなければ、完璧な子どももいないので、よい影響、悪い影響を受けた子ども自身がそれを克てとして成長することにこそ意味がある。

よくよく考えると後世に名を残した人達も、全ての人が恵まれた環境で育ったわけではないことに気がつきます。

全ては、自分しだいなんてよく言いいますが、改めてこのテープを聴いて感じました。

当時は何も感じなった話にも、15年以上経過して深い意味を感じるようになったようです。

過去の7月3日のブログ

『安全第一(台所換気扇レンジフード)』 2014.7.3

『嘘つきは泥棒の始まり』(2013.7.3)

■ 今日の言葉

『親思うこころにまさる親こころ、けふの音づれ何ときくらん。』

吉田松陰

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