故人をしのぶ

古屋商店のフルフルです。

先日、妻の方でお悔みがあり吉田の方へ行ってきました。2/21に亡くなりましたが、混み合っている関係で来週に通夜、葬式を行います。

時間があるので、その間に親戚の方が毎日訪れて線香を上げていかれます。通常は亡くなってから長くても3日~4日で葬儀までですが、今回は一週間くらいの間があるので、その間に今まであまり会ったことのない親戚の方とも話をする機会がありました。

昔は、結婚式なども3日とか一週間をかけて行ったなんて話を聞きます。今の時代は 「何でも早く」 「スムーズに」 などがキーワードになっていて、何でも早いことが良いように思われていますが、今回のことで全く違ったことを感じました。

亡くなった後お坊さんが来られてお経をあげてくれましたが、そのお坊さんが 「お経の間だけでも故人をしのび色々なことを思い出してあげて下さい」 と言いました。また 「亡くなったことを悲しむというよりは次の世界に行くことを送り出してあげて下さい。」 と言われました。
お経を唱え始めました。私も故人を思い出し色々な思いをはせました。あんなこともあったな~。

その時全く違ったことを思い出しました。
うちの娘は今年3月に幼稚園を卒業しますが、その時に歌う歌 「いつのことだか思い出してごらん、あんなこと、こんなこと、あったでしょう・・・」 その歌を思い出しながら亡くなることも人生の卒業かななんて思いました。私も学生時代以外で、ある団体での卒業があり、その団体にいる時に 「卒業があるからこそ良い。期限があるからこそ人は一生懸命に生きるのだ」 と思っていました。まさに今回、そのことを思い出させてくれる機会となりました。

故人のことも親戚の人たちと色々と語り合うことができ、日常とは違う良い経験となりました。

「うきことの なおこのうえに つもれかし かぎりあるみの ちからためさん」

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