10年後を信じて

古屋商店のフルフルです。

先日、2ヶ月に一度行われる無尽がありました。
高校の同窓会の無尽ですが、同級生は一人もおらず、一人を除いては全て先輩という無尽です。

いつものように世間話の中で、PTAや自治会の話しになりました。

私の中でいつも思っていることですが 「仕事以外のことを、いつも一生懸命に協力してやる人と、ほとんど役割を引き受けない人がいるのは不公平で、何とか少しは手伝ってもらえるようにしたい。」 と不満を話しました。

それを聞いた先輩が 「おまん、そりゃ、悔しいってことか」 と言ったので 「悔しいってことですね。」 と言うと、しばらく考えて 「まあ、人によって色々な考え方や、来たくても来れないヤツもいるので、しょうがないと思う」 と言った後 (そんなのわかっているけど、そうでなくて来ないヤツもいるのに・・・) 「まあ、10年経って、そいつらが 『あの時は協力しんで悪かったね』 と謝ってくるのを信じて、自分はやるってこんさ。」 とサラッと言いました。 「おれもおまんの年の頃は、何で協力してくれないのかとか思ったこんもあるけど、今になると、そう思う方が自分が楽じゃんか。」 などとも言いました。

また、こんなことも。昨年の震災の話になって、これからこの国がどうなっていくのかという話になりました。先輩は 「こんな状況で、もう色々言ってもしょうがないし、国なんか頼りにならんから、おりゃ、これからは自分が決めた100人だけは助けるってことにした。」 などと言っていました。

そういえば前に聴いた講演の話を思い出しました。前にもブログで紹介した 「最善観」 の話です。

「神はこの世を最善の形で作った。自分に起こる災難や災いは自分にとって必要なことであるから起こるのである」
「明日の未来を信じれる人間だけが幸せになれるのであって、その時だけが良いという人間はお酒の飲みすぎなど、自己中心的なことで身を滅ぼしますよ」
正にこのことか!と思い当たるのと同時に、さすが人生を少しでも長く生きている人は違うと、その先輩に感心しました。

自分の身の回りを見渡してみると、仕事でも一生懸命に協力してくれる人達がいて、家庭でもそれなりに不満もなく生活していることに気がつきました。その先輩の言葉に感謝です。

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