『伝えることのむずかしさ (感じたこと)』  2014.11.8

先日、朝食を食べていた時のことです。

我が家は、テーブルに正座で食事をします。

子供達が、少し食べては遊んでいて落ち着きません。

たまりかねた私が、剣道を習っている長男に向かい

『剣道の時に座るように正しい姿勢で食べなさい。』

と言いました。

それを横で聞いていた長女が

『父さんこうでしょう。』

と写真のように座りました。

 

 

1 『父さんこうでしょう。』と得意な顔で蹲踞しました。

 

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「こいつ、バカにしているのか。」

と思いましたが

よく考えてみると

娘は、いつも長男の道場に行って見学をしています。

「そりゃ剣道の座り方と言って

子どもなら、蹲踞(そんきょ)を連想してもしかたないか。」

と思いながらも一方で

「お前とぼけてないか。」とも思いました。

仕事でも、なにかをお願いする立場とその言葉を受ける立場で思い込みの違いがあり

思っていた結果にならないなんてことがあります。

それを、防ぐには先程の娘のように

言われた方が確認をするのも1つのやり方です。

時々、そのことを忘れますが

娘に教えられました。

「でも、お前本当はわかっていたんじゃないのか」

と思ってしまう素直でない私です。

 

2 こうな風に座って食べなよ

 

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■ 今日の言葉

『正しいことを言えばわかってもれえる』

 

「正しいことを言えば、わかってもらえる」とか

「これは常識的なことだから」と考えるのですが、

人はいつも<正しい>ことを受け入れるのではなくて、

<温かいもの>を受け入れるのです。

人間関係が、柔らかく温かいものであれば、

問題は必ずクリアされていきますが、

その人との関係がうまく形成されていなければ、

いくら正しいことを主張しても、

相手は聞き入れてはくれません。

まず先に、基本的な人間関係を築くことが大切です。

親子でさえも。

『宇宙を貫く幸せの法則』(小林正観・著)

 
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