今年の目標と思ったけど・・・

古屋商店のフルフルです。

今年初めてのブログです。本当は今年の目標を書き込む予定でしたが、年末に大事件があったのでそれを書きます。

年末、仕事も終わり自宅の大掃除をしていた時のことです。
子どもたちは一生懸命に掃除をする親のことなどお構いなしに、娘(長女)と息子(長男)でじゃれあっていました。
「あぶないから向こうでおもちゃを片付けなさい」 と言う私の言葉など無視して部屋の高いところへ登っては飛び降りたりしていました。
「まったく、そのうち大けがをするぞ」 と言って私は、浴室の方へ行った間に事件は起こりました。

長女の声: 「助けて!痛いよ○○ちゃん動かないで!」 と弟のことを叱っています。
『何か大変なことでも起きたのか?』
『ケガをしたのか?』
私は慌てて浴室から飛び出して見てみると1才の次女が食事の時に座る椅子に、どうも2人でふざけて一緒に座って抜けられなくなったようです。私は 「ほら見たことか」 と言いたいのを我慢して2人の様子を見守りました。
娘の方は私を見つけて 「お父さん助けて」 息子の方は泣き叫ぶだけ。
私はというと 「自分たちでしたことなんだから、何とかしなさい」 と冷たく言いました。
すると、気の強い娘(誰に似たのか?)は、怒りながら 「助けてよ!!」 と半分キレ気味で怒鳴りました。

私は、これはブログに使えると思い、デジカメを持って写真を撮ると今度は怒りながら 「撮らないで」 と娘が叫びながら顔を隠して、どこかの芸能人が “フォーカス” か “フライデー” にでも撮られているみたいでした。

後ろで気のいい息子は泣くばかり。娘は私が助けてくれないことがわかったらしく、自力で抜け出そうとしますが、息子が 「痛いよ、痛いよ」 と泣きわめき、キレた娘は 「○○ちゃん、うるさい」 と連呼。それでも3,4回抜け出そうと挑戦しましたが無理でした。
その状態が10分程続いた後、今度は何か2人で諦めのようなものを感じたのか、沈黙が5分ほど、本当にこんなに静かにしている2人は眠っているとき以外は初めてでした。(半分、放心状態)

それでも気の強い娘は、私にはもう助けを求めず沈黙の後また自分で抜け出そうとしました。息子の方は 「痛いよ」 とまた叫びましたが、今度はそれに反応することなく 「我慢しなさい」 と冷静になった娘。そしてしばらくすると片足が抜けて、無事脱出。2人で喜ぶかと思ったら、意外にも何事も無かったように遊びはじめ、私の所へ来て一言 「お父さん、抜けられたよ」 と悪びれもせず普通に話す娘に、私の方が驚きました。まさに人生の縮図を見た思いでした。

調子に乗っていい気になり思っても見なかった困難にぶちあたり、慌てふためき、泣き叫び、助けてもらえないとわかり諦めかけたが、それで冷静になり、もう一度チャレンジする。最後に、どんなもんだいと言わんばかりに出来たことを言ってくるかと思った娘が、冷静に 「お父さんで抜けられたよ」 と普通に言ったのには、娘ながら大したものと思いました。本人の気持ちはわかりませんが本当に素直な気持ちで言ったような気がします。

私も今年一年、どんな困難があったとしても慌てふためかず冷静に問題を解決したいと思った出来事でした。

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