『しらす干しの気持ち(食べ物の大切さ)』   2014.8.12

我が家の朝食の出来事です。

最近、夏休みボケなのか朝起きるのが遅い子供たちにホトホト手を焼いています。

子供たちを見ていて、毎日が日曜日のような暮らしをしていると人はこのようになるのかと感じます。

今日はたまたま、長男が一番先に起きてきましたが朝食の準備はしたものの

ダラダラと食べては休み、食べては休み食事が進みません。

 

それを見ていていよいよ我慢が出来なくなった妻が

たまたま、おかずの一つとして食卓にあった、しらす干しの事を話しました。

『あ~かわいそうに、このしらす干しも家族と離ればなれになり、知らんおっちゃんと一緒に捕まえられて

命を取られてここまで来たのに、誰も食べないなんて、あ~ かわいそう、かわいそう、きっとお前も生まれ変

わればしらす干しになるよ。

だって、そのしらす干しが神様に、「今度あの人が生まれ変わるときはしらす干しにしてください。」てお願いするから』

ここまでは、多少の矛盾はあっても食べ物の大切さを教えているのでなるほどと思いました。

その後、子どもにでも

『一緒に入っているタコやイカは?』とでも言われたのでしょう。

 

タコとイカの話を始めました。

『タコやイカは重宝がられるんだよ。しらす干しと一緒に捕まっても珍しいから』

なんだか話の本筋がよく見えなくなって来たお話でした。
それにしても話し口調は、昔のお祭りのてき屋のおやじさんが子どもたちに物を売るのを思い出させてくれる感じがしました。

これなら、紙芝居のおじさんの後を受け継ぎ紙芝居を出来るのは妻以外いないと思える話し方です。

ちなみに紙芝居のおじさんはこちらのおじさんです。

紙芝居のおじさん


それにしても、裕福な今の時代に食べ物の大切さを教えるのは難しいことです。

いままで日本人が歩んできた歴史の中で、ここ30年位は、世の中に一番物があふれるほどある時代です。

これは、今まで誰も経験したことのないため、この状況の中で子どもたちに、物の大切さを教えることがどうしたら出来るのか?

親としては、考えていかなければいけないと思いました。

 

ちなみに、このブログを掲載する事は、妻は了解済みです。
■今日の言葉  『外面と内面』
外側を変えようとするよりも、

自分の内面を変えるほうが

問題は速やかに解決に向かう。
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太田勝久(弁護士法人太田・小幡綜合法律事務所代表)
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