『津金学校3』(8月23日)

夏休みの思い出として、8月18日授業を受けた「津金一日学校」ですが、
先日の8月18日・19日のブログで紹介をしました。

詳しくはこちらをご覧ください。
8月18日 https://furuya-gas.com/?p=3870

8月19日 https://furuya-gas.com/?p=3873

その道のスペシャリストの先生方が個性豊かな授業をしてくださいました。
3時間目の授業では、「からだ と きもち」の時間と題してセラピストの
小松ゆり子先生が、「いい匂い」と「いやな匂い」について実際に、いい匂いの瓶とクサヤが入ったいやな匂いの瓶を子供たちに嗅がしたり、二人一組でお互いにマッサージをし合う授業をしました。
特に、印象的だったのが授業の初めに、先生が心はどこにあると思いますかと質問された後、
『いやなことは頭で感じ、うれしいことは胸で感じる』
と言われたことでした。

そして、『うれしい気持ちは「広がり」  いやな気持ちは「ちじむ」』
とも教えてくれました。
確かに、うれしいことは「大きく広がる」イメージがあり、 いやなことは萎縮して「ちじむ」感じがします。
そして体と心のことを次のように例えて教えてくれました。
車に例えると『体は、車、気持ち(心)はそれを運転する人の心』ですと言われました。

そして『大人になると気持ちが大切なことを忘れてしまいます。』
『マッサージは無理にやるものではありません』
『マッサージをする時は、相手に「体に触れてもいいですか?」と尋ねてから行うこと。』
と言われました。
それを聞いてどんな仕事でも、思いやりの心が必要なことを感じました。
親との『放課後フォーラム』では、次のようなことを話してくれました。
ご自身の育った環境から、音楽関係の仕事についてその後、転職をきっかけに子供の頃から、長くマッサージを受けていた体験が活かされて今の仕事についていること。
まさに、自分の周りの環境と縁に活かされて今の職業に就かれています。
そして次のようにも話をされました。
今の仕事にも、色々なやり方があり多くのことを学んでいます。
一つの事を学んでいるときは、それが一番と思うのですが他にも色々と勉強していくうちに、それぞれのいいところを取り入れる形になりました。
そんなことを聞いて次の言葉を思い出しました。
「守・破・離」(しゅ・は・り)
意味は
「守」は、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。
「破」は、師の流儀を極めた後に他流をも研究すること。
「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこと。
 修行が人生に深く関わっている以上その修行には限りがない。すなわち限りなき修行に没入することを最終的には求めている言葉である。  

先生の言葉はまさに「守・破・離」のような、気がしました。
ひとつの事に取り組み、色々なことを勉強し、そこから自分の個性が生まれる。
まさに、学ぶことには限りがないということでしょうか?
山伏の先生、写真家の先生、セラピーの先生
まったく違う職業のようで、『生きてゆく』と云うことでは、何処か共通していたような気がしました。
「津金一日学校」で受けた授業は、親子ともども今後に活かされる楽しい授業でした。
そして、先生方はもちろんのこと準備から最後の片付けまでに関ってくださった全ての人に感謝したいと思います。
大人であっても気持ちが大切なことを忘れない大人でありたいと思います。
そして、また来年、「津金一日学校」に参加させていただきたいと思いました。

 
■今日の言葉

人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、
ひそかに自ら省み、自ら修めることである。
人生は心がけと努力次第である
…………………
安岡正篤(東洋思想家/昭和の歴代首相、財界人の指南役)

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