『津金学校2』(8月19日)

昨日、お話した「津金一日学校」は小学生を対象に、年に一度夏休みに行なわれています。

毎年、個性ある色々な職業の方を先生として御招きして授業をしているそうです。

我が家では、妻が去年の開催日の前日に「津金一日学校」を知り、申し込みに間に合わず、一年間待って今年参加させていただきました。
「津金一日学校」について詳しくはこちらをご覧ください。
http://tsugane.jp/meiji/1dayschool/timetable2013.html

 

昨日ご紹介したように、個性豊かな先生が3人。

山伏の先生の他に、写真家とセラピストの先生がそれぞれ楽しい独特の授業をしてくれました。

写真家の方、私にはとてもありえない笑いの感覚を持っていました。

授業の中で、『いいかみんな、緊張感のあるところに笑いはおこるんだ!』
なんて、言いながら子供たちと一緒に面白い写真を、撮影してくれました。

授業が終わり最後に、「放課後フォーラム」があり、先生たちのお話を親が聞くことができました。

それぞれの先生が、自分の子供の頃の体験を話してくれました。

それぞれの先生にとても面白い経験がありました。

その中でもとても、印象的だったのが写真家の池田先生でした。

明るく楽しく話してくれましたが、
『僕は、子供の頃は落ちつきがなく、学校の席は、先生と机を並べてみんなの方を向いて授業を受けていました。そうすると黒板ではなくみんなの授業風景がよく見え、友達が小さなメモに何か伝言をまわしているのが見えたりして、他の子供たちとはまったく違った見方ができました。』
そのメモを、もらったり友達の0点のテストをもらったりして箱に入れて取って置いたりしたそうです。

その後、20代の頃ある時、その箱を開けてみた瞬間に、そのころの思い出が一気に蘇る経験をされ、子供の頃の思い出のストックはできるだけ多い方がよいと感じたそうです。

他にも、色々と面白い話がありました。

 

「放課後フォーラム」で感じたことは

今まで、色々な体験をしてもらいたいと思っていました。

でもその後、子供たちがどんなふうに育つか少し不安がありました。

でも今回、それぞれの先生の今の自分をそのまま出した授業と「放課後フォーラム」で色々な体験談を聞くことができ、人はそれぞれの色々な縁によりその人自身が感じた方向に向いて、活かされて行く事を感じました。

親の役目てしては、
人様に迷惑をかけない人になる育てること
どんな時にも、生きていける力をつけること
(色々な経験をする場を与えること)
などが大切であると感じました。

後は、本人次第かもしれません。

そんな、事を感じさせてくれた親も学べる「津金一日学校」でした。
■今日の言葉

大戦末期、戦艦大和の乗組員としてその沈没を体験、奇跡的に一命を取り留めた八杉康夫氏が語った「いまを生きる私たちへのメッセージ」とは。

* * *

人として生きたなら、その証を残さなければなりません。

大きくなくてもいいのです。小さくても、精一杯生きた証を残してほしい。

戦友たちは若くして戦艦大和と運命をともにしましたが、いまなお未来へ生きる我々に大きな示唆を与え続けています。

復員後、長く私の中に渦巻いていた「生き残ってしまった」という罪悪感。

それはいま使命感へと変わりました。

私の一生は私だけの人生ではなく、生きたくても生きられなかった戦友たちの人生でもあるのです。

うかうかと老年を過ごし、死んでいくわけにはいきません。

未来の日本を託す若者たちが歴史を学び、真の日本人になってくれるよう私は大和の真実を語り続け、

いつか再び戦友たちに会った時、「俺も生かされた人生でこれだけ頑張った」と胸を張りたいと思います。

 

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