『思い込みってありますね。(講習編1)』(ブログ 7月24日)

2013-07-29

今日、仕事の資格免許の更新のため講習会に行ってきました。

日ごろ、当たり前のように工事をしていますが、人は慣れてくると当たり前の常識を自分の中で勝手に作ったり、いつもと同じ調子で何の考えもなしに判断をしたり、自分勝手なイメージで物事を考えることがあります。

今回はそんなことを注意しなければと思わせてくれた講習会でした。
色々なことを教えていただいたので何回かに分けてお話をしたいと思います。

一つの例として、今まではそれで良いとされたことでも、何かの事故や危険な事例があると、今までの常識が非常識になります。

私が、考えて分かりやすいと思う例としては、原発事故です。

東北の震災以前と後です。
震災以前は、絶対に安全、安心とされていたものがまったく違った認識に変わりました。

今回の講習でも、あれほど大きなことではありませんが、非常に興味深い話を講師の方がしてくださいました。

 

ガスコンロとIHコンロの話ですが、私は通常IHコンロの方が過熱したときの安全装置の働きが良いと思っていました。
勝手な想像でした。

それは、掃除がしやすく、火を使わないので安全と思い込んでいたからです。
でも、よくよく後で考えてみると、何の根拠もありませんでした。

講師の方が話された内容は

実はガスコンロの方が完全装置の温度センサーの感度が良いという話です。

なぜそのようになるのか?

実はガスコンロはフライパンや鍋をじかに突起した温度センサーが触れています。詳しくはこちらをご覧ください。
http://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro_delicia/gc_delicia/delicia_safety

 

IHコンロは掃除がしやすいが売りですが、
(詳しくはこちらをご覧ください。)
http://sumai.panasonic.jp/ihcook/guide/tokucho/clean.html

 

そのほかに、あるメーカーのホームページには
「IH調理器のいいところは、なんといっても火を使わないところでしょう。
IH調理器そのものに触れても熱くないので、周囲にある紙や布に引火する心配もないし、消し忘れの心配もありません。周囲に置いた食材も温まらないので、野菜や肉をすぐ横においても安心です。」と掲載されていました。
実は聞いただけだとメリットのように思えますが、鍋が熱くなりにくいので、調理の中身とフライパンや鍋との温度差が生まれます。

調理での火災の原因は発火だそうで、発火とは、フライパンや鍋の中身が燃えることを指します。

そうなると、中身と外の温度差があると、中では高温になっているのに外側が低い温度では感知しにくいことになります。

平らな天板で、ガラスの下にセンサーがついているため実は、フライパンや鍋とは直に温度センサーが触れていないため、温度の感知が遅くそのための事故が起こりやすいそうです。
ホント意外でした。

 

実は次のような実験をしているところがあるのを探しました。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20060510_1.html

 

私が思い込んだ常識との違い(その2)

火災の中でもコンロの火災が非常に多いことは知っていましたが、その多くはてんぷら火災だと勝手に思い込んでいました。

ところが、講師の方が言われるのに、自分の家でも今の時代に、てんぷらを揚げる機会などあまりない、それに、てんぷらを揚げるにしても少ない油の量で揚げることが多いので、調理での火災の原因はフライパンやてんぷらを揚げるにしても少量の油で揚げるための調理からの火災が多いそうです。

よくよく我が家も考えてみると妻が、そんなに大量の油で揚げものをしているところを見たことが、ほとんどないことに気がつきました。
先程、IHコンロのセンサーの感度がガスより悪いといいましたが、それを証明する一つの例として、IHコンロでは、油を少量で使うことへの制限があります。
あるメーカのホームページにも油の量のことが書いてありました。

 

 鉄・ホーロー・有磁ステンレス鍋の場合は底径12cm以上、オールメタル対応IHでアルミ・銅・非磁性ステンレス鍋などを加熱の場合は底径15cm以上の鍋をお使いください。
また、油量は200g~800gで、かつ深さが1cm以上の状態でご使用ください。
詳しくはこちらから
http://sumai.panasonic.jp/ihcook/faq/a_03.html
もちろん、色々な面でIHコンロにも良いところがあります。

だからこそ商品として売れているのですが、どこもデメリットはなかなか話し難いものです。また、受け取る人の感じ方で違う場合もあります。

なかなか難しいことですね。

 

当店でも、今までのお話をそのまましたら、本当はガスのほうがいいと言いたいのでは、と思われてしまうのが心配で、時にはお話しにくいときもあるかもしれません。

でも、正しい情報としてIHコンロを販売する場合には、お客様に今までお話したこともお伝えしたいと思いました。

商品を比較検討する場合にはデメリットもしっておきたいですね。

 

 

■今日の言葉

五分の時間を生かせぬ程度の人間に、大したことは出来ぬと考えてよい
…………………
森信三(国民教育の師父/哲学者)

 

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