昨日、ある研修会に行ってきました。
何度か誘われてはいましたが、なかなかタイミングが合わなかったり、あまり積極的に参加しようと思わなかった為、10年目にして初めての参加でした。
通常の研修会とは少し違い、代表の人たちが皆さんの前で披露をして、それを講師の先生が講評しながら進める形のものでした。
私は、仕事の関係もあり、開始時間の5分前くらいのぎりぎりに会場に入りました。
会場には、人がいっぱいで立っている人もいましたが、入った正面の一番前の席が5席ばかり空いていました。
私は、ツカツカとそこまで歩いて行き、近くに座っている人に
『ここ空いてますか?』聞いたところ、後から考えれば聞かれて少し困ったような顔をされていた気がしますが、小さくうなずかれたので
心の中で(ラッキー!)と思いながらそこに座りました。
しばらくするとその会場の中では知らない人はいない先生が私の隣に座られました。
(あれ?ここってお偉いさんが座る席だったのかも?)
と思いながらも、まだ空席が3つもあるから、もし一人か二人座ってきたら立とうかななんて思っているうちに研修会は始まりました。
おそらく、この会場の中では一番見やすい席です。
結局、最後までその空席に人が座ることはありませんでした。
後で知ったことですが、会場にいた先輩の方が、ぎりぎりに来てツカツカと一番良い席に座る私を見て『知らないって、ホント強いよね!』
と言っておられたそうです。
何でも、偉い先生方が座られるかもしれないと、いつもその辺の席は空けておくそうです。
その話を聞いた私は、『まずかった』と思う反面 一番いい席をいつも空けとくなんて、なんて勿体ないことするんだろ、次に参加したときも空いてたら誰かが注意してこない限り座ろうかな、なんて思いました。
もちろん、席がいくつか空いていて誰も座ってこないようならですが
だって、コンサートやスポーツの試合なら徹夜してまでいい席を確保しようとするのに、何でそんなところで最後まで目の前に空いてる席があるのに気を使わなければいけないのか疑問に思いました。
ところで、その研修会で色々と学ぶところがありました。
特に印象に残ったのが、色々な動作、所作に気持ちを込めて行なうことを習慣づけること、そのためには日ごろの心構えが重要で、一番大切な場面や緊張するところで日ごろの習慣が出ることを痛感しました。
いつもそんな風に気持ちを込めて色々なことをしているか振り返ると反省するところが沢山ありました。
とても楽しかったので、次回も参加したいと思いました。
■今日の言葉
朝と書いて十月十日と読む。
それは人間が生まれるまでにかかる日数。
だから、人間は毎朝新しい命をもらって生まれている
…………………
越智直正(「靴下屋」ブランドを全国に広めたタビオ創業者)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(有)古屋商店
甲府市朝気1-2-66
055-237-0704
http://www.furuya-gas.com
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■