最近は大分暑くなってきましたが、昨日の朝起きた時のことです。
いつも、家族で一番に起きる私が
何気なくキッチンを見ると、なんとそこにゴキブリ君を発見
そっと殺虫剤をもって来て、彼に吹きかけると
見事に命中してその後、彼は子供のおもちゃ箱の裏へ隠れてしまいました。
私は、無理に探して飛ばれても困るので、おもちゃ箱の裏で彼が静かに眠ることを期待しながら、もう少し時間がたったらおもちゃ箱をどかして見てみようと思っていました。
それから、家族全員が起きて子供たちとラジオ体操に行ってから朝食を食べようとした時です。
隠れていたはずの彼が苦し紛れに裏返しになり、我々の前に登場しました。
妻と子供たちは、『ゴキブリが出た』と大騒ぎしていましたが
私の方は、「あれここへ出てきてしまったか」と思いつつ
騒ぐ家族をよそに
トイレに行って、トイレットペーパーを持ってきてそれに彼をやさしく包んで便器へご案内、「さよなら」といいながら流してあげました。
子供たちは、騒ぐのをやめたかと思うと『お父さん、虫は友達じゃないの?』と聞いてきました。
そうです。日ごろ私は、無益な殺生を出来るだけしないようにと考えて、蟻や蜂などが家に入ってきた時は、窓から逃がしてあげるようにしていました。
子供たちは、そんな私を見てどうして逃がしてあげるのかと尋ねるので
『虫とお父さんは友達だから』と答えていました。
そのため今回のことで子供たちから
『お父さん、虫は友達じゃないの?』の疑問が生まれたのでしょう。
そこで私は、『友達にも、色々な友達のつき合い方があるのさ』と言っておきました。
妻からは、『いつも、友達と言っているくせに』と言われましたが
あの状況で『友達だから、逃がしてやろう』
なんて言ったものなら、家族全員のひんしゅくを買うのは間違いないだろうな。なんて心の中で、呟く私でした。
幾らなんでも、例外はありますよね。
■今日の言葉
人生という畑に涙の種を蒔けば、その種がいつか喜びの花を咲かせてくれる
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清水咲栄(90歳の郵便配達おばあちゃん)
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