『2月といえば節分』(ブログ2月3日)

息子が通っている幼稚園では毎年、鬼に扮した先生方が子供たちを追い掛け回し、みんな泣きながら逃げ惑ったり、豆を投げたりします。

今年小学一年生の長女は、その幼稚園に通っていましたが、三年間先生の服の中に隠れて、泣きじゃくっていました。
(娘は、今年も大神さんに連れて行きましたが、鬼が怖くてお参りも出来ませんでした。)

その幼稚園では、年長のまつ組、年中のバラ組、年少のすみれ組があり、年長のまつ組になるのが他の園児たちの夢です。

なぜなら、まつ組になった時に出来ることがいっぱいあるからです。

その中の一つが下の子供たちのお世話をすることです。
まつ組は本当にみんなの面倒をよく見るお兄さん、お姉さんでみんなの憧れです。

そんな幼稚園へ通う、すみれ組の4歳の息子は2月1日が豆まきの日でした。

朝、出かける前に男だから長女とは違い、男らしくして欲しいと願いを込めて声かけました。

「今日、幼稚園に鬼が来るらしいけど鬼に豆を投げるんだろ」
と話しかけると息子は自信なさげに、小さく「うん」とうなずきました。

私は「みんな泣いて逃げるらしいけど、こんな時こそ女の子にいいとこ見せるように怖くても我慢して女の子を守りな、そうすればきっと○○ちゃん素敵なんて事になるから」と話すと帰ってきた答えは

「がんばって、鬼に思い切り豆投げるよ!」なんて大人の思惑通りにはいきません。

息子の答えは「まつさんがやるから」でした。

まつ組のお兄さんが助けてくれるといいたかったのでしょう。

考えてみれば、朝なかなか起きない息子をすぐに起こす今の魔法の呪文は
「お菓子とお茶が欲しい人は起きて」です。

その言葉を聞けばすぐに直ぐに起きてきます。

本当に食べ物しか興味のない息子です。

本人には女の子がどうのなんてまったく関係ないことでしょう。

幼稚園から帰ってきて、妻に様子を聞くと

『幼稚園の先生が、「○○ちゃんは靴も脱げたのもかまわずに、一目散に逃げてました」といってたよ』

やっぱり、4歳には鬼は相当怖く見えるようです。

ほとんどの園児が、泣き叫ぶそうです。

この幼稚園を私たちが選んだ理由のひとつに、人生を振り返ればあの時に「ああすれば良かった」と思うことが必ずいくつかあるように、子供の時しか出来ないこと、今しか出来ないことをさせてあげたいと思ったからです。

2月の節分も息子にとってはそんな思い出の一つとなったことでしょう。

私はこの幼稚園お勧めです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.ichirenji.jp/k_sono/

 

■今日の言葉

人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、ひそかに自ら省み、自ら修めることである。
人生は心がけと努力次第である
…………………
安岡正篤

 

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