『水の力は怖い…』(ブログ 11月12日)

古屋商店のフルフルです。

先週の土曜日のことです。父の時からのガスのお客様より連絡がありました。

「トイレからすごく水が漏れているので直ぐに来てほしい」とのこと。伺って見るとタンクと便器をつないでいる配管が外れてしまっていました。
よく見ると大分前から水が漏れていたようで水漏れ用のバケツが置いてありました。しかも、タンクと便器をつないでいる配管は、正しい接続がされていなかったようで、両端にあるはずのパッキンやその他部品がありません。

写真 1 土曜日にタンクと便器をつなぐ配管が外れました

なんとか応急処置をしましたが、直ぐに外れてしまうことは間違いないと思い、そのことをお伝えした。

「今日が土曜日なので修理部品を取り寄せて作業は来週になります。」とお客様にお伝えしたところ
お客様の方でも「もう古いので直ぐにでも便器とタンクを取り替えたい」と言われて工事をする事になりました。

工事の進め方について話をしました。
1.便器とタンク・便座を取り替えるだけの方法
2.床を直す、もしくは壁・天井までも直す方法があるとお伝えしたところ

一人暮らしでご高齢(80歳以上)なのでお金もあまりかけたくないのでとご要望があり

1. 便器とタンク・便座を取り替えるだけの方法になりました。

そんな経過の中

今日 ヨシ君が工事に行きましたが、便器を取り外して見るとだいぶ床が奥の方で傾いていることがわかりました。

写真2 便器を外してみたら床が斜めに傾いています。

その後作業をしていると写真のように床が1/4ほど受け落ちました。

 
写真3 床が抜け落ちました.

ケガがなくて本当によかったのです。

写真4 床の根太が腐りありません

ただ、その後が大変でした。近所に住むご家族の方にも相談をして床の工事をすることになり、大工さんにすぐ連絡をしたところ緊急事態であることから、1時間後には駆けつけてくれました。
(ほんとに大工さんありがとうございます。感謝)

写真5 床を全てやり直しました

写真6 床に内装材をはり便器を取り付けて完成しました.

無事に作業は終わりましたが、反省すべき点がありました。

本来ならトイレ交換をする話になった時に、水漏れでヒビが入っている床の取り替えも強く進めればよかったのです・・・。

急な連絡でまず水を止めなければならないと考えたこと
お客様がご高齢者で80歳を越え1人暮らしであったこと、出来るだけ安く仕上げたいご要望で床の話をした際
「どうしてもやらないとダメなのかい?」と言われて
「どうしてもと言われると判断が難しいです。」と答えました。

(正直な話し、高いものを売りつけられていると思わるのも困ると思いもありました。)

また、職人さんの都合もあり月曜日に床の工事までを終わらすには無理があると判断しました。

今後は、今回のことを教訓にしたいとます。

 

<今日の言葉>

「ほんもの」と「にせもの」は 見えないところの在り方で決まる
 それなのに
「にせもの」に限って 見えるところばかりを気にし、飾りますます
「ほんとうのにせもの」になっていく
——–
 『東井義雄一日一言』より(致知出版社刊)

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