『思いやりの言葉』(11月7日ブログ)

古屋商店のフルフルです。

先日、お客様のところへ伺った時のことです。

父の葬儀にも来ていただきお礼を申しあげてから、仕事の話をしました。
仕事の話も終わり、そろそろ帰ろうとしたときのこと奥様から次のような言葉を頂きました。

『葬儀のときに頂いたハガキに書いてあったお父さんが言っていたように「男なら歯をくいしばって我慢しろ」と言ってたように「男ならとか」「女ならこうすべき」といったところがないといけないと思うわ。男でも、女でもそういった意識があるべきだと思う。』と話してくれました。
『何でもそうという意味ではなくてね』

この言葉は私が葬儀の時に会葬いただいたお客様にお配りした葉書の一文を読んでいただいての感想でした。

恥ずかしながら内容は下記の通でした。
                                  
本日はご多用のおりご会葬を頂き、誠にありがとうございます。父は享年七十九歳の秋に終焉を迎えました。幼い頃に空襲を体験し、また両親を早いうちに亡くし、親代わりのお姉さんに育てられました。昭和一桁生まれでマイペースな頑固者でしたが、その持ち前の忍耐強さと粘りで、何もないところから母と二人で古屋商店を初めたのは私が生まれる一年前でした。親がなかったせいか、母の両親を大切にし、よく我が家に泊まりに来ていたのを覚えています。子供頃よく聞かされた口癖は 『食べ物は残すな』 と 『男なら歯をくいしばって我慢しろ』 でした。妹家族にも旅行によく連れて行ってもらいました。晩年は5人の孫に囲まれ幸せな日々を過ごしおりました。生前皆様にはご厚情を賜りましたことに心から感謝申し上げます。本日は、誠にありがとうございます。

喪主は初めての体験で、ご会葬いただく方、父親に対して私としては、何も出来ないのでせめてこれくらいは、自分で考えたいと思ったことでした。

お客様から感想をいただき本当にありがたく思った瞬間でした。

『親の意見と茄子の花は千に一つの無駄は無し』
 

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<今日の言葉>
仕事を通じて人格を磨き高め、命を燃やすことが私の生きる道
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杉浦貞(プロ街頭紙芝居師)

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